こんにちは、スミトモです。
先日、久しぶりに夫のN-ONE RSでお出かけしました。(って近場のランチに行ってきただけですがw)

で、RSで走っていて、つくづく思ったことがありまして。
結論から言えば、N-ONE RSは、車好きには最適な軽自動車だな、と。

でも、ぶっちゃけ N-ONE RSってどうなの? 言っても軽自動車なんでしょ?
そういえば、納車してからN-ONE RSのレビューをちゃんとしてなかったな、、ということで
- N-ONE RSが、車好きにとってピッタリな軽自動車である根拠
- N-ONE RSの全貌(外装・内装)をご紹介
- 車好きな我が家が N-ONE RSを選んだ理由
以上、今回は我が家のN-ONE RSを徹底的にレビューしてみました!

「実はN-ONE RSの購入を迷ってる」という方に、参考になれば嬉しいです
軽自動車であるN-ONE RSは日本の生活事情にピッタリで使いやすい

我が家は九州の片田舎に在住。街中を走る軽自動車比率が高い、いわゆる地方あるあるです。
実際のところ、軽自動車は地方に住む者にとって生活の足代わりなのです。
- 通勤
- 買い物
- 送迎
- 郊外へのレジャー
地方は公共交通機関が発達しておらず、小回りが効き取り回しの良い軽自動車は、日本の狭い生活道路にうってつけです。
したがって地方における軽自動車の需要は高く、西日本ではシェア率50%を超える県が、九州・四国に集中しているそうです。
参考リンク:くるまのニュース なぜ西日本で「軽自動車」が多いのか?

維持費が安い軽自動車は、一家に一台あると非常に便利な足車です。もはや家電⁈
N-0NE RSも軽自動車のメリットを存分に活かしながら、なおかつ走行性能が高いとなれば、これは車スキーにとって良いとこどりなんじゃないのかい!(きんにくん節)と日々思うわけです。
N-ONE RSはドライビングが楽しくて車好きもご満悦

N-ONE RSの特徴かつ最大の魅力とも言えるドライビング性能。つまり日常の運転が楽しくなります!
- 走り出し&加速がスムーズで爽快
- 重心低めで、走行安定性が高い
- キビキビ良く走って、取り回しも抜群

だって、マニュアル&ターボ車ですよ・・。これで楽しくないはずがない!
MTのシフトレバーも、持ちやすくて操作しやすい。そしてコクコクと小気味よいシフトフィール。ストロークもちょうどいい感じ。
そして相変わらずエンジン音が静かで、車内もすごく快適です。(デミオはロードノイズが気になるので、うらやましい)
コンパクトなサイズも相まって、N-ONEならではの軽快な走りが気持ちいい。私のNDロードスターとは、また違った乗り味の楽しさです。
私が以前、N-BOXスラッシュに乗っていた時に感じていた「運転の物足りなさ問題」は、このN-ONE RSでは見事に解決してくれました。


運転好きなあなた、N-ONEを契約するなら、RSが断然おすすめですよ♪
N-ONE RSのスタイリングと高い質感は所有欲を満たしてくれる

ここからは、写真多めで N-ONE RSのデザインとスタイリング、内装について解説します。

それでは、RSツアーへ行ってみましょう♪
N-ONE独自のギュッと締まったミニマムでシンプルなデザインは、欧州車のコンパクトカーを思わせて、カッコ可愛いです。

あと、初代と比べて車高がローダウンしているのもいいですね。

ちなみに2代目N-ONEのヘッドライトは、初代のHIDからフルLED仕様に変更。日中のデイライトも標準装備。

前後のライト(ランプ)周りやバンパーの形状変更以外は、初代N-ONEと見た目にはほとんど変わっていません。それだけ元々完成度の高いデザインと言えそうです。

RSのエンブレムがワンポイント。カーニバルイエローのボディに映えます。

そして、RSの特徴でもあるルーフスポイラー。夫のお気に入りのパーツです。

ドアミラーとドアハンドルはブラック塗装でスポーティーな雰囲気。

カーニバルイエローのボディカラーと、ブラックのパーツとのコントラストが絶妙なバランスで良き。

RSのタイヤサイズは165/55R15。ペルリナブラックのホイールがカッコいい。RSに良く似合ってます。
続いては内装です。各パーツの質感は、細部まで高く仕上がっており、全体的に統一感が感じられます。
ステアリングには、クルーズコントロールをはじめとした便利機能ボタンがズラリ。

ホンダの純正ナビ、高性能だけど高かった・・!(泣)

オレンジのカラーリングによるパーツ&ステッチで、華やかさとスポーティーさを押し出した点がポイントです。

RSのシートは、スェードとメッシュジャージー素材のコンビ。触るとサラサラしていて気持ちがいいです。
シートは適度なハリと弾力があり、座った時に包まれ感があります。オレンジのステッチがおしゃれ!

助手席から見たシートの形状。座り心地も良く、N-ONEの乗り心地の良さに繋がっています。

2代目からは、パーキングブレーキは電子制御になりました。慣れると結構便利かも。(特に坂道発進w)

ドアコントロールパネルもピアノブラックのパーツで上質感を演出。

助手席のインパネ周り。パネルの触り心地や質感も良き。下は小物入れに使えます。

エアコンルーバーもオレンジのカラーリングモールで凝ってます。ドリンクホルダー有り。

内装の天井はブラック。少し圧迫感も感じますが、やはりブラックだとスポーティーな雰囲気になりますね。

特筆すべきは、後部座席のこの余裕さよ。(身長158cmの私が座った場合)
元々ホンダ車は「センタータンクレイアウト」(ホンダの特許技術)による室内空間の広さに定評がありましたが、N-ONEのような一見コンパクトに見える車にも、十分な後部座席との間隔が確保されています。

軽なのに、デミオに比べてめっちゃ広く感じる・・!しかも床がフラットなのは、移動しやすくてイイ!(うらやましい)

以上、N-ONE RSのエクステリア&インテリアツアーでした。
全体的に見て、総じてクオリティが高く所有感はバツグン!もし参考になれば嬉しいです♪
N-ONE RSの気になる2点。スペックの高さが仇に?

どんな車にだって欠点はあるもの。私が思うN-ONE RSの気になるところやデメリットは次の2点です。
N-ONE RSは、新型N-ONEのラインナップの中で最上位のスペック。車両価格は1,999,800円(税込)になります。
そこからオプションなどを付けると、値引きなどを考慮しても、最終的な乗り出し価格は250万近くになりそうな勢いです。

いくらなんでも正直、軽自動車に200万超えはどうなの?(でもほしい)
実際にRSを購入するまで、色々なんだかんだと、かなーり悩みました。そもそもS660を買った分際で何言ってんだというハナシですが。笑


なお且つ、下に述べるRSの特徴が、いわゆる値段相応な価格になる理由だと思っております。
RSはドライバーが車に求めるモノをバランスよく満たしくれます。正にいたせりつくれり状態。
運動性能:RSと冠した足回りやシフトフィールにこだわったセッティング。運転が楽しい
居住性:エンジン音が静かで、後部座席も快適。道路の凹凸も軽くいなす
内外装:各パーツが作り込んでいて、どれも質感が高い
収納・ユーティリティ:随所に工夫がされていて、便利で使いやすい
維持費:軽自動車なので維持費が安い
どのスペックにおいても一般的な軽自動車を凌駕する、なおかつバランスのとれた車に仕上がっています。
しかし逆に言えば、スズキのアルトワークスやS660など、どれか一つの方向に振り切っていない中途半端な印象を受けます。

スポーツカー特有の尖ったクルマが好きな人には、少々物足りないかも?
良く言えばマイルドなスポーティーカー。悪く言えば、スポーツカーになりきれない、ギリギリ妥協した車という印象です。
ただし、4人乗りであることや、乗り心地が良くて収納スペースも確保されている所など、購入するにあたり、家族の理解は得やすいかもしれませんね。

すでに価格の高さでアウトなのでは・・(苦笑)
N-ONE RSの安全性は? Honda SENSINGの真価と我が家の事情

あと気になるところとしては、やはり車における安全性能。今時の車なら、絶対に外せない重要項目です。
Honda SENSING(ホンダセンシング)は、ホンダが開発した先進運転支援システムの総称です。新型N-ONEは、ホンダセンシングが標準搭載化されています。
⚪︎衝突回避ブレーキシステム
フロントカメラとレーダーセンサーが前方の車両や障害物を検知し、衝突の危険がある場合にドライバーへ警告。緊急時には自動的にブレーキをかけ衝突を回避、または軽減。
⚪︎車線維持支援システム
車線を検知するカメラが車両の位置を監視し、意図しない車線逸脱を検知するとドライバーに注意喚起。
⚪︎アダプティブクルーズコントロール
レーダーセンサーで前方の車両との車間距離を保ちながら、自動的に車両を減速・加速させ、流れるような走行をサポート。
⚪︎パーキングセンサーシステム
車の前後に設置されたセンサーで周囲の障害物を検知し、ドライバーに音や警告を通じてお知らせ。
その他、車種によってドライバーの運転をサポートする様々な機能が備わっており、CPU(電子制御)による最近の車の進化には驚かされます。

スバルの「アイサイト」や、マツダの「i-ACTIVSENSE(アイアクティブセンス)」など、どのメーカーも独自の運転支援システムの搭載が当たり前な昨今ですね
「近頃の車は、電子制御がてんこ盛りでつまらない」という意見もありますが、我が家の車購入の条件にあたり、とある事情がありました。
以前夫が乗っていた旧N-ONEは、彼の居眠り運転での自損事故で、廃車にしてしまった経緯があります。
事故の原因は、当時の夫が患っていた「睡眠時無呼吸症候群」でした。

無呼吸症候の症状の一つは、日中に強い眠気が突然起こります。人を巻き込まないで本当によかった・・!
精密検査後に治療を開始して、今はだいぶ改善しましたが、今後の運転におけるリスクを少しでも減らすことに越したことはありません。
田舎の職場ゆえ車通勤は必須なので、運転支援満載の新型N-ONEの登場は、正に願ったりかなったりの状況でした。
ホンダ、ありがとう!
総評:N-ONE RSは車好きが選ぶ最適な軽自動車の一台

- 軽自動車は、やはり日本での生活で使い勝手が良い
- 軽でありながら、車好きも満足するRSの運転の楽しさ
- 質感の高さと装備の充実による、所有する上での満足感
同じホンダの軽自動車であるN-BOXシリーズのロングヒットを背景に、ホンダの軽自動車の進化と製造ノウハウは、ここにきて極められた感があります。今の軽自動車、ホントによくできてるよ・・。
特にN-ONE RSは、運転の楽しさを追求しながらも軽自動車としての実用性も忘れない、というニッチな需要を見事なバランスで両立させた、稀有なホンダ車だと思います。
これからもホンダには、かつてのビートやS660、そしてN-ONE RSのような、遊び心があってワクワクするようなスポーツマインドを持つコンパクトカーを製造し続けていただきたいです。

個人的願望として、ホンダにはモータースポーツ界にまた復帰してほしいですね
もちろんホンダNSXのような、いわゆるスーパーカーも大好物ですし、昨今においては大型スポーツカーに対して厳しい風が吹き荒れていますが、今後の展望に期待して、大好きなホンダをこれからも応援します!
それでは、ご安全に!