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こんにちは、スミトモです。
2020年秋に納車されて、まる3年が経ったマツダロードスターのタイヤが、いつの間にやら大変なことになっておりました。
2023年暮も押し迫ったある日、ふとロードスターのタイヤを見ると…。
納車以来タイヤを交換していなかったので、気がつけばタイヤのヒビ割れがヤバいことに…。
正直走ってて怖い…
そこでデミオが履いている「ダンロップ・ルマン5」の後継「ルマン5プラス」をチョイスし、結果「ルマン5プラス」で最適解だったので、今回のレビューを行います。
- 「ダンロップ ルマン5プラス」の評価・評判が気になる人
- 快適性重視のタイヤをお求めの人
タイヤ購入でお悩みの人に、参考にしていただければ幸いです。(ネット購入に関してはこちら)
驚きの体験:ダンロップ・ルマン5プラス装着後の変化
新しいタイヤで新年を迎えたいと思い、年末の忙しい中の合間を縫って、近場のガソリンスタンドで交換をお願いしました。
作業は1時間ほどで終わり、ピカピカのタイヤを見て内心テンションアップ!
やっぱり新しいタイヤはいいわぁ〜。クルマもシャッキリして生き生きする感じがします。
ガソリンスタンドをあとにしてロードスターが走り出すと、すぐに違いがわかりました。
めっちゃ静か!タイヤでこんなに変わるの⁉️
交換前のタイヤの劣化のせいもあると思いますが、ルマン5プラスを履いたロードスターの走りがマイルドになりました。
- ロードノイズが明らかに減った
- 走行が滑らかになった
- 足回りが(良い意味で)柔らかくなった
特に道路の凸凹に関しては、今までそれなりに拾っていました。が、ルマン5プラスの場合は、上手く凹凸に合わせてタイヤをフィットさせながら路面をいなしている感じです。(伝われ)
走行時の音もマイルドになり、なんとも運転が楽。ロードスターが柔らかい雰囲気になり、性格まで変わったかのよう。
スポーツカーなのにマイルドな乗り心地は、女性には嬉しいかも♡
私の場合、タイヤに求める価値は「快適性」と「静粛性」を重視し、タイヤ選びにおいてルマン5プラス以外を検討する余地はなかったので、あらためてこのタイヤを選んで大正解でした。
ルマン5プラスは、タイヤの性能がどれも高いレベルにありながら「静粛性や乗り心地を重視した上でのバランスの良さ」が評価されています。
次からは、ルマン5プラスの強みと魅力を詳しくご紹介します。
ルマン5プラスの静粛性と乗り心地の刷新
ダンロップ・ルマン5プラスは、コンフォートタイヤならではの静粛性&快適性に特化した技術を採用しています。
コンフォートタイヤ:走行安定性や乗り心地、および車の快適性を重視したタイヤ
以下、その特徴を解説します。
走行中のタイヤのノイズを低減するために、タイヤの中に住友ゴム工業が独自開発した、走行音を吸収する特殊なスポンジ(サイレントコア) を内蔵しています。
サイレントコアによって走行時に発生するロードノイズを抑えながら快適な走行を実現しています。
タイヤの種類によって走りの質感は大いに変わってくるので、走りにこだわりたい人にこそ、タイヤ選びは重要ですね。
ルマン5プラスのゴムは、コンフォートタイヤらしくソフトで路面にフィットし、快適な乗り心地に貢献しています。
【参考動画】
乗り心地が良いクルマは同乗者にも優しいですし、なにより運転中のストレスも少なくなりますね。
ルマン5の名を掲げるだけあって、コンフォートタイヤを突き詰めた、妥協なき作り込みが感じられます。
特にロードスターの場合は、コンフォートタイヤの方が同乗者にとって助かる。笑
ルマン5からの進化:何が変わったのか?
ルマン5プラスは、前モデルであるルマン5の後継タイヤに当たります。
ルマン5プラスがルマン5から進化したポイントは以下の通り。
- ウェット性能の向上
- ロゴデザインの刷新
- 乗り心地の向上
順番に見ていきます。
「ルマン5プラス」は、タイヤの素材である成分(シリカ)のバランスが良くなり、濡れた路面でのブレーキ性能が「 ルマン5」より2%ほど向上しました。
出典:オートバックス関店.
乗り心地うんぬんだけではなく、安全にもきちんと配慮してくれる企業姿勢は高評価ですね。
たとえ微々たる向上でも、メーカー(住友ゴム)の飽くなき向上心と技術力に今後も期待したいところです。
ただ、安全性能が高いタイヤでも、雨の日のブレーキは早めに踏みましょう。
タイヤ側面のデザインは「ルマン5」から一新。ロゴは黒(Nano Black)を基調としたものに変わりました。
個人的な感想ですが、ルマン5プラスのデザインの方が、よりスタイリッシュで高級感があります。
「オシャレは足元から」ともいいますし、結構大事だったりするんですよね、こういうところ。
個人的にはブラック基調の方がカッコよくて好みです!
肝心のルマン5プラスの乗り心地については、こちらはルマン5を超えています。
性能の向上により更にタイヤのゴムがしなやかになった結果、路面からの入力(振動を伝える力)が7%低減しました。
出典:ダンロップ公式サイト
さすがコンフォート性能を売りにしているだけあり、ルマン5プラスは順当な進化ではないでしょうか。
他社コンフォートタイヤとの比較
項目 | ダンロップルマン5プラス | ブリヂストン エコピア EP150 | ヨコハマ ブルーアース AE-01 |
---|---|---|---|
静粛性 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
乗り心地 | ★★★★★ | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
ウェットグリップ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
耐摩耗性 | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
燃費性能 | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★★ |
価格 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
ダンロップ・ルマン5プラスと他メーカーのライバルタイヤを比較した表から見えてきたのがこちら。
- 静粛性と乗り心地:ルマン5プラスが他社製品を上回る
- ウェットグリップ:ヨコハマ ブルーアース が若干優れているが、3製品とも高い性能
- 耐摩耗性:ブリヂストン エコピア が最も優れているが、ルマン5プラスも十分な性能
- 燃費性能:エコピアとブルーアースの製品が若干優れているが、ルマン5プラスも遜色ない性能
- 価格面:ルマン5プラスとブルーアースが比較的お求めやすい価格
特に、静粛性と乗り心地を重視するのであれば、ダンロップ・ルマン5プラスの優位性が目立ちます。
他のユーザーの声:ダンロップ ルマン5プラスの評判
一応、他のレビューサイトも参考にしてみましょう。
まずは、私も登録している車系SNSの「みんカラ」でのレビューです。
[ホンダ フィットハイブリッド] DUNLOP LE MANSⅤ+ 185/55R16
軽量のホイールより1本3kg以上重い純正ホイールを使いたくなり、かつ+が付いたル・マンV+を試したくなり購入しました。
ル・マンVに不満は無かったのですが更に進化しています。
純正ホイールの重さと相まって良く転がり、凸凹した道でも良い状態の路面でも操舵性良く静かです。タイヤとホイールの除電は未だですが暫くは素性の良さを感じて乗ってみたくなるタイヤです。出典元:みんカラ
[ダイハツ コペン] DUNLOP LE MANSⅤ+
ロードノイズなどはコンフォートタイヤとしては普通です。高速でも同乗者と会話できますしステレオの音量を上げる必要も感じません。また、無印は町乗りで表面が荒れたアスファルトのうえで独特な反響音がしていたのですが、プラスになって走ってみたら聴こえなくなっていました。どの技術が効いているのかは謎です。
グリップ性能、雨天性能などは限界走行しないのでわかりませんが、普通に走っていて不満は無し。
コンフォートタイヤですがエコ性能も優れています。比較対象がスポーツタイヤなのでアレですが、アクセルオフして惰性で走行していると以前より転がっているのが実感できます。燃費も純正ポテンザより若干よくなりました。無印とプラスでの差は燃費計をみている限りでは差はないようです。
また、ロングライフ性能も無印の持ちの良さからプラスも期待できそうです。
出典元:みんカラ
みんカラでは、ダンロップ・ルマン5プラスは、パーツオブザイヤーのコンフォートタイヤで、3年連続1位と殿堂入りを果たしています。
こちらは「価格.com」「TIRE HOOD」でのレビュー 。
この価格でこの性能!欠点が無いように思えます以前装着していたMichelinのPrimacy4 もかなり良いタイヤだったので、それと比較してハンドリング性能やグリップ力は、ほぼ同等な印象でした。
その一方で、乗り心地と静粛性はかなり向上したと思います。特に乗り心地は、変な突き上げ感も無く、路面の凹凸を、しっとりといなしてくれる感じがしました。詳しく言うと、LE MANS V+ は従来モデルよりゴムの材質が柔軟になったようで「クッション性を向上させ、ソフトな乗り心地になった」という印象があります。
また、これまでのPrimacy4 と比べてわかったのは、LE MANS V+ の外観は、Michelinより濃いブラックになり、精悍なイメージがあるという点です。これはDUNLOP のホームページによると「高級感を演出する独自の黒色デザイン技術『Nano Black』を採用」しているからだそうで、「サイドウォールとブランド名に繊細な凹凸形状を取り入れることで光の反射を抑え、従来よりも高い黒色を再現。プレミアムカーの上質さにフィットする高級感と存在感を出している」そうです。
この性能でこの価格は、かなり良いと思います。いい買い物が出来ました。
出典元:価格.com
久々のDUNLOPは大満足!
ブリヂストンECOPIAからの履き替えです。
DUNLOPにしたのはコスト面もありますが、このタイヤが以前から気になっていたので選んだ感が強いです。
DUNLOP LE MANS V+は一言で言えば「大満足」のタイヤでした。
まっすぐはとにかくよく転がります。それでいてブレーキやカーブ、車線変更もしっかりグリップ感が伝わってくるので不思議な感覚です。
私の場合はECOPIAよりも燃費が少し伸びてます。車との相性も良く感じます。
皮むきが終わると途端に静音性も上がり、カーブや車線変更でのグリップ感を感じることができました。
あえて書くなら段差の突き上げ感は少し強く感じることはありますが、気分が悪くなるほどではないので問題には感じていません。
価格面でもこのスペックで価格はかなり満足できます。
プレミアムタイヤはちょっと高くて手が出ないけど、ちょっと性能の良いタイヤが欲しいと考えている人にはオススメできるタイヤかなと思います。
出典元:TIREHOOD
こちらでもまずまずの高評価のよう。一部マイナスのレビューもありますが、おしなべて評判は高い傾向です。
タイヤサイズの見方:自分の車に合うサイズを確認しよう
自分の車のタイヤサイズを確認する方法は主に2つあります。以下で説明します。
タイヤの側面(サイドウォール)を見て、「185/60R16 86H」のような「数字とアルファベットの組み合わせ」が、タイヤサイズの表記です。(下の画像は、マツダデミオのタイヤ)
運転席のドアを開けて、ドアの内側や枠にタイヤサイズと空気圧が記載されたステッカーやプレートを探します。
例えば「175 / 55 R15 77 V」というタイヤサイズの表記であれば、見方は以下のようになります。
- 175: タイヤ幅(mm)
- 55: 偏平率(%)※タイヤの厚みを表す指標
- R: ラジアル構造 ※タイヤの構造の一種、現在では主流
- 15: タイヤのリム径(インチ) ※インチ:リムサイズの単位
- 77:ロードインデックス(タイヤの負荷能力)
- V:速度記号(スピードレンジ)
出典:グーネットマガジン
自分の車のタイヤサイズが、購入を希望するタイヤと適合しているかどうか、必ず確認してください。
NDロードスターのタイヤサイズは、195 / 50R16 です。念のため備忘録。
タイヤ購入は楽天市場。交換券もセットでお得
購入先は楽天市場にて。価格はタイヤ工賃込みで、64,300円でした。(2023年12月時点での値段)
今回、楽天で購入した理由は、ディーラーより安い&楽天ポイントがもらえるから。楽天Car提携店のタイヤ交換券(工賃)もセットで購入できてお得でした。
タイヤは直接店舗へ送ってもらうことが可能で、当日はお店に行くだけです。※店舗へは事前に予約が必要です
交換作業は1時間ほどで終了。とても便利なサービスだったので、また利用したいと思いました。
店員さんの対応も良く、気持ちよくタイヤ交換をお願いすることができて感謝です。
ルマン5プラスはスポーツ走行には不向き
スポーツカーで攻めた走りをしたい人は、ルマン5プラスはおすすめできないタイヤです。
ルマン5プラスは、快適性、静粛性、燃費、耐久性などのバランスを重視して設計されています。スポーツ走行に必要な極限のグリップ力や高速コーナリング性能には特化していません。
- ブリヂストン POTENZA(ポテンザ)シリーズ
- ヨコハマ ADVAN(アドバン)シリーズ
- ミシュラン Pilot Sport(パイロットスポーツ)シリーズ
- ダンロップ DIREZZA(ディレッツァ)シリーズ
これらのスポーツタイヤは、高性能車やスポーツカー向けに設計されており、高速走行やコーナリング時により優れたパフォーマンスを発揮します。
ルマン5プラスは、日常的な使用や長距離ドライブには適していますが、サーキット走行や激しいスポーツ走行を楽しみたいドライバーには物足りないでしょう。
タイヤ選びは、自分の運転スタイルや使用状況をよく考慮して決めることが大切。
ただ、街乗りがメインで時々スポーティーな走りを楽しみたいという方には、ル・マン5プラスのバランスの良さがちょうどいいのかもしれません。
納車時から履いていた、マツダNDロードスターRSの純正タイヤは、ヨコハマタイヤ ADVAN Sport (アドバンスポーツ)
路面のグリップ力を強化した、高性能なスポーツタイヤですが、スポーツタイプ特有の足まわりの硬さは、好みが分かれそうです。
硬派なタイヤも悪くないけれど、より自分の走りに合うのは、やっぱり「ルマン5」だなぁと思いながら、タイヤを交換した帰りのドライブを楽しみました♪
タイヤの好みは人それぞれですが、私にはルマン5が最適解でした。
ダンロップ ルマン5プラスはバランスが光るタイヤ
今回のルマン5プラスのレビューをまとめるとこうなりました。
ダンロップ ルマン5プラスの特徴とメリットとしては以下の通り。
- サイレントコアでロードノイズを低減
- 雨天時でのウェット性能が向上
- 路面からの入力を低減して、より快適な乗り心地に
- ロゴデザインを刷新して、高級感アップ
ルマン5プラスによる走りの変化に対しては、こう感じました。
- 走行音が静かになった
- 走りがマイルドになった
- 路面の凸凹が気にならなくなった
タイヤの購入については以下の方法がお得です。
- 楽天市場でタイヤ&タイヤ交換チケットをセットで購入
- 近隣の楽天Car提携の店舗を予約
- 今履いているタイヤサイズの確認を忘れずに
以上、参考になれば幸いです。
総評として、ルマン5プラスは快適性とコスパが良く、バランスが取れた良いタイヤです。
特に静かでマイルドな走りを好む人におすすめしたいタイヤですね。
ルマン5プラスで、あなたのクルマがもっと快適になりますように。
それではご安全に!