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こんにちは、スミトモです。
車線変更、あなたも一度は「危なかった〜!」と冷や汗をかいた経験はありませんか?
多くのドライバーにとって、車線変更は運転中に最も緊張する瞬間の一つですよね。
特に初心者ドライバーやペーパードライバーの方にとっては、大きなストレスとなるかもしれません。
今回の記事は、そんな「怖い」と感じる車線変更を、安全かつ自信を持って行うための方法とコツをご紹介します。
- 後ろの車との距離感がわからない
- 車線変更のタイミングがつかめない
- 他の車に迷惑をかけそうで怖い
など車線変更に関する様々な不安や疑問にお答えします!
車線変更に対する恐怖心を和らげ、より安全で快適なドライビングを楽しみましょう♪
車線変更が怖い理由3選
初心者ドライバーにとって、車線変更は運転中に最も緊張する瞬間の一つです。
なぜ車線変更が怖いのか、その理由を詳しく見ていきましょう。
車線変更時で怖いと感じるのが死角の存在です。
- サイドミラーやルームミラーで見えない箇所の存在
- 大型車に隠れた車両がいるかもしれない恐怖
- 二輪車や自転車が認知しずらくて不安
これら複数の死角は予期せぬ事故につながる可能性があり、初心者ドライバーを不安にさせます。
そのため車線変更に躊躇している間に適切なタイミングを逃してしまいます。
車線変更時には、周囲の車との距離感を正確に把握しなければいけません。
- 後続車との距離感がつかめない
- 隣の車線の車との距離がわからない。
- 速度が速い高速道路での恐怖心との闘い
後続車との距離感をつかむには経験が必要なため、初心者ドライバーには特に難しく感じられます。
その結果苦手意識が先立ち、ズルズルといつまでも上達しないハメに…
スムーズな車線変更は、適切なタイミングを経て行われます。
- ウインカーを出すタイミング
- 車線を移動し始めるタイミング
- 他の車両の動きを予測するタイミング
これら一連のタイミングを計りながらの車線変更は、初心者にとっては負荷が大きいです。
タイミングが違えば事故に結びつくリスクと隣合わせですので、車線変更に恐怖心が生まれても無理はありません。
さらに車線変更時には、複数の操作を同時に行う必要があります。
- ミラーでの確認
- ウインカーの操作
- ハンドル操作
- アクセルやブレーキの調整
これらの操作を同時に行う車線変更は、運転に不慣れな初心者にとって大きな負担になります。
以上をまとめると、車線変更が怖いと感じるのは、上記の要因が複雑にからんでいるのが原因です。
そりゃ苦手意識も感じて当然ですよね。車線変更ムズすぎ!
車線変更する際は基本的に減速しない
車線変更時に減速してしまうのは、恐怖心から多くの初心者ドライバーがやりがちです。
ですが、安全に車線変更をするためには、基本的に減速しないことが重要です。
実際に車線変更時に減速すると、以下のような危険性があります。
- 後続車との車間距離が縮まり、追突のリスクが高まる
- 車線変更先の車との距離が近くなる
- 周囲の車の流れを乱し、他の車を混乱させる
車線変更に恐怖心を覚えると、無意識に減速してしまいがちですが、余計に難易度が上がってしまいます。
POINT:車線変更をするときは、速度は維持or若干アクセルを開ける気持ちで
ただし、以下のような状況では、安全のために減速が必要なケースもあります。
- 渋滞時など、車線の速度差が大きい場合
- 悪天候で視界が悪いとき
- 道路工事などで車線が狭くなっている場合
これらの状況では、周囲の状況をよく見て、安全を最優先に判断することが大切です。
車線変更の基本は、周囲の車の流れに合わせながらスムーズに行うのが理想で、こればかりは場数と経験を重ねるしかありません。
とにかく練習のみ。ファイト!
車線変更時の危険を予測するコツ3選
車線変更は常に危険がつきものですが、道路上では他のドライバーの動きを完全に予測するのは困難です。
そのため、いかにリスクを下げるかに焦点を当て、危険を予測するコツをご紹介します。
車線変更を安全かつ余裕をもって行うには、ある程度の車間距離が必要です。
POINT: 前方車両との距離を2秒以上(高速道路では3秒以上が理想)に保つようにしましょう
また、車間距離を多めにとっておけば、車の急な割り込みなどにも大抵対処できます。
ゆとりのある車間距離は、平常心を保つのにも効果的です。
2車線以上の道路で、他車との並走は危険な状況を招きやすくなります。
- 他の車の死角に入りやすくなる
- 視野が狭くなり、周囲の状況がわかりにくくなる
- 横から追突されるリスクが上がる
特に大型車との並走は死角が増えるので極力避け、意識的に速度を調整するようにしましょう。
初心者ドライバーは運転の恐怖心と余裕のなさから、どうしても目線が近くなりがちです。
目線が近いと危険予測がしにくく、とっさの反応が遅れる恐れがあります。
POINT:目線を遠くに置くように意識すると視野が広くなり、周囲の交通状況が把握しやすくなります
渋滞の末尾や工事現場など、遠くの様子を早めに察知するのにも有効です。
遠くを見る習慣をつけると、断然運転がしやすくなりますよ。
以上、これらのコツを意識するかしないかで、事故のリスクは大きく変わってきます。
咄嗟の事態にも即対処できるように、適度な緊張感をもって運転しましょう。
安全な車線変更の基本ステップ
ここでは安全な車線変更の仕方をおさらいします。教習所で習ったことを思い出しながら復習してみましょう。
「教習所が不安…」そんなあなたへ伝えたい、心を軽くする8つの方法ルームミラーとサイドミラーを使って、後方と側方の安全を十分に確認します。
特に死角になる部分は目視を忘れずに行い、死角に入りやすいバイクや歩行者などにも気を配りましょう。
車線変更を行う3秒前にウインカーを点灯します。周囲のドライバーに自分の意図を明確に伝えるましょう。
またウインカーを点灯している間に、他の車が適切に対応できる時間ができます。
初心者ドライバーは、車線変更の不安からウィンカーの点灯に戸惑いがちですが、しっかりした意思表示が何よりも大切です。
◯ サイドミラーでの車線変更先の後続車の見え方
サイドミラーに映る変更先の後続車の様子を確認して、移動できると判断してから次の行動に移ります。
移動先の車線の流れに合わせて、必要に応じて緩やかに速度を調整します。
周りの状況を見ながら適切な速度をキープして、急な加減速やハンドル操作は避けましょう。
STEP2のウィンカー点灯後の3秒ぐらいの間で行います。
周囲の状況を再度ミラーと目視で確認しながら、ゆっくりと車線を移動します。
この時に車線変更を早く終わらせたい焦りによる、急なハンドル操作は大変危険です。
車線の斜め前に移動するイメージで、ゆっくりとハンドルを切りましょう。
ウインカーを付けたまま「今車線変更してますよー」と周囲の車にアピールすることが大事です。
車線変更が完了したら、忘れずにウインカーを戻します。
ウインカーを点けっぱなしにしていると、他のドライバーに誤解を与えます。
車線変更は周囲の車の流れに合わせてスムーズに行うのが理想ですが、はじめは多少ギクシャクしますが、少しずつ慣れていきましょう!
参考動画:JAF Channel 【危険予知トレーニング】直線道路編#02~片側3車線道路で車線変更時の注意~
車線変更に焦らないコツ3選
車線変更は多くのドライバー、特に初心者ドライバーにとって緊張をともなうもの。
そこで私が過去に実践してきた、車線変更時に焦らないためのコツをご紹介します。
余裕を持った車線変更は安全運転の基本。
事前に目的地までのルートを思い描き、車線変更を行う適切なタイミングをイメージしてみましょう。
車線が空いているタイミングを見計らって、早めに適切な車線に移動しておくのがおすすめです。
特に渋滞する時間帯は、早めに車線変更をしておきましょう。これだけでも焦りが軽減されて運転が楽になりますよ。
運転のイメージトレーニングはかなり有効です。
万が一適切な車線に入れなかった時のために、リカバリー案を考えておくのも有効です。
目的地までの複数のルートを考えておいて、迂回路を事前に確認しておくと安心です。
カーナビで目的地を設定しておき、リルート機能を活用するのも効果的。
リカバリーする前提で行動(運転)していれば、焦らず冷静に対処できますよ。
タイミングよく車線変更ができなくても、道は必ずどこかに通じています。
このように考えると気持ちに余裕ができ、焦って無理な運転をする必要がなくなります。
- 目的の出口を逃しても、次の出口や交差点で対応する
- 数分の遅れは安全のためなら仕方ないと割り切る
- 焦りは事故の元と常に意識する
「道は続いている」と考えるだけで精神的な余裕ができ、より安全な運転につながります。
これらの意識で車線変更の焦りが減ると、余裕をもって運転できますよ。
先進安全装備を活用する
最近の車には、ドライバーの運転をサポートする先進安全機能が装備されています。
車線変更時の危険を軽減するためにも、ぜひ機能を有効活用してみましょう!
ここでは特に車線変更に有効な、2つの安全装備について解説します。
ブラインドスポットモニター(BSM)は、ドライバーから見えにくい死角にある車両を検知し、警告を発する装置です。
主にサイドミラー付近に設置し、隣の車線に車両が近づいてくると音やマークで警告します
またウインカーを出した際に死角に車両がいる時にも、警告音でドライバーに注意を促します。
マツダ2(旧デミオ)にもBSMは搭載されています。運転時には大活躍です。
レーンチェンジアシスト(LCA)は、車線変更時にドライバーをサポートする機能です。
- 後方や側方の車をレーダーで検知し、安全な車線変更をアシスト
- 一部の車種ではハンドル操作も自動で行う
- 危険な状況では警告音や表示で注意を促す
上記の先進安全装備は、車線変更時の安全性を向上させ、安全運転に役立ちます。
ただし、これらの装備には限界があり、最終的な判断はドライバー自身が行う必要があります
あくまでも補助的な機能だと認識して、ドライバーの注意力と判断力を磨いていく心構えが大切です。
まとめ:車線変更の恐怖は克服できる
車線変更は、経験を積むことで上達するものですが、初心者ドライバーやペーパードライバーにとっては、慣れるまでが大変な道のりです。
実際、私もずっと車線変更が苦手でした。今までの失敗は数知れず、そのたびに深く反省したものです。
幸いにも事故には至らずでした。ただ単に運が良かっただけです…。
だからこそ、練習と経験を重ねて、安全な車線変更を少しずつ身につけていきましょう。
今回のレクチャーが、あなたの車線変更に対する苦手意識を克服する手助けになれば幸いです。
それではご安全に!