PR:この記事にはアフリエイト広告が含まれています
こんにちは〜スミトモです。今回は初心者ドライバーが直面する「駐車の練習」についてのお悩みです。
駐車が下手すぎて、練習風景を見られるのも恥ずかしくてムリ!
車庫入れが苦手で練習しなきゃいけないんだけど、周りの目が気になる…
特に初心者ドライバーにとって、駐車の練習が恥ずかしいと感じる方は少なくありません。
私もペーパードライバー時代は駐車がヘタクソすぎて毎日死にそうでした…。
人目を気にしながらの練習は、大きなストレスになりますよね。
結論、駐車は慣れといっても、そうもいってられない切実な問題です。
そこで今記事では、練習の恥ずかしさを克服しつつ、効果的な駐車のコツや、駐車が楽になる工夫について解説していきます。
駐車ができるようになると、車でのお出かけが怖くなくなりますよ。
駐車がヘタで恥ずかしいと思う状況4選
初心者ドライバーにとって、駐車がヘタなことが恥ずかしいと思う状況は多々あるもの。
ここでは駐車が苦手な人によくある状況4つを挙げてみました。
初心者ドライバーが、後退時のハンドル操作に迷ってしまうことは、非常によくある悩みです。
- 前進時とは逆の感覚が必要
- 車の位置関係を把握しにくい
- 緊張や焦り
バック時は、前進時とは逆の感覚でハンドルを操作する必要があり、頭では理解していても体の感覚が慣れていません。
解決策として、運転する前に頭の中でハンドル操作のイメージトレーニングをして、少しずつ後退時の感覚を覚えていきましょう。
慣れない内は、窓を開けてタイヤの状態を確認するクセをつけるのもいいですよ!
やっとの思い出駐車したのに、車から降りたら斜めになっていた…。恥ずかしくて、あるあるですよね。
車が斜めになってしまうは、自分の感覚だけで車の向きを調整してしまうことが原因です。
特にバック駐車を始める位置が適切でないと、車の向きを修正するのが難しくなります。
- サイドミラーに映る白線と車の位置関係を確認する
- ドアを開けて目視する
このように適切な駐車位置を把握し、感覚を養うことが大切です。
スムーズに駐車できなくて周りの車に迷惑をかけていると思うと、初心者ドライバーにとっては肩身が狭いもの。
自分の車の後ろに、車の列ができていたり、人目が気になったりすると、余計に焦りが出てしまいますよね。
初心者ドライバーは操作をいっぺんにやろうとすると、パニックになりがちなので、ひとつづつ確実にこなす練習を重ねましょう。
今は迷惑かけても気にしない!自分のペースで大丈夫です。
夜間や雨が降っていると駐車の枠が見えづらく、駐車の難易度がアップします。
ただでさえ駐車が苦手なのに、途方に暮れてしまいますよね。
そんな時は、ぶつけなければいい!という精神で、慌てずに慎重な操作を徹底しましょう。
- 可能であればバックモニターを活用する
- 窓やドアを開けて、距離感を確認する
- 必要に応じて外に出て、周囲の状況を確認する
悪条件下でも上記に気をつけることで、視界の悪さをカバーできます。
むしろ最初の内は、夜間の雨の日は運転を控えるぐらいでいいと思います。ビビリ上等!
人目を気にせず駐車できる場所と時間帯
駐車や練習する恥ずかしさを緩和するには、とにかく人(車)が少ない駐車場を探しましょう。
プラス駐車場が広いと、余裕をもって練習できます。
地方の郊外型ショッピングモールの駐車場などはたいていスペースが広大で、練習場所にはうってつけです。
また、以前ペーパードライバー克服記事で紹介した「大型スーパーの屋上」などもおすすめです。
平日の午前中や、早朝や夜間などの人気のない時間帯であれば、人目を気にせずに練習に集中できます。
逆に建物の中や立体駐車場は練習場所としておすすめしません。理由は下記。
- 柱や死角が多い
- 視界が悪い(暗い)
- 人や車の出入りが多い
- 駐車スペース(通路)が狭い
初心者ドライバーは、駐車に慣れない間は、停めやすい駐車場や時間帯を選んで外出するようにしましょう。いざ駐車するときでも落ち着いて行えます。
車でお出かけの際には、駐車予約アプリakippa(アキッパ)で停めやすい駐車場を探して予約しておけば、安心して駐車できますよ♪
【脱!駐車難民】akippa(アキッパ)を使ってみた【感想・レビュー】練習場所は視界が明るい青空の下がベスト。駐車場はあくまで停めやすさ重視で!
【コツはこれだけ】バックを始める位置がポイント
バック駐車の成功のポイントは、車を止め、ギアをバックに入れて後退を始める位置でほぼ決まります。
「さあこれから後退するぞ」という時の停止位置がポイント!
適切な位置さえ決めてバックを行えば、無駄な操作が少なくスムーズに駐車できる可能性が高くなります。
このコツは、私も実感しているから間違いない!
上の画像のように、向かって左側の駐車枠に入れる場合、駐車の枠のラインと運転席側のサイドミラーが、こういう位置関係になっているのが理想です。
私の経験からいうと、変な位置から後退を始めてしまうと、車両が迷走して難易度が上がります。
具体的な駐車の流れは次の項で解説しますので、ここではこれだけ覚えてね。
バック駐車の基本的な流れ。サイドミラーからの見え方に注目
基本的なバック駐車の流れを、運転初心者やペーパードライバーの方に向けて具体的に解説します。
もう一度言いますが、バックを開始する前の最初の位置取りが大切です。(しつこい)
今回の説明では駐車スペースが向かって左側にあるケースを想定します。そして初めて役に立ったS600のミニカーw
① 駐車スペースの前に車を横付けする
まず、駐車スペースの前に車両を停めます。スペースから約1mほど離れて停めると良いでしょう。
ポイント:このとき助手席のサイドミラーが駐車枠の先の線にかかるぐらいが目安です。
② ハンドルを右に切って車の後方を駐車スペースに向ける
サイドミラーと枠線が重なっているのを確認できたら、ハンドルを右にいっぱい切って前進します。
上から見ると車がこういう位置になります。
写真だとこんな感じ。
反対から見た図。
車の後方をだいたい駐車スペースに向けられたら、一旦停車します。
ここまできたら、駐車はほぼ成功したようなもの。これが「位置取り」です。
④ ハンドルをまっすぐに戻してバック開始
バックを開始する前にタイヤをまっすぐに戻して、ギアをR(リバース)に入れてバックを始めます。
車を止めたままタイヤの向きを変えることは、さほど神経質になる必要はありません。(今のタイヤは優秀なので)
まっすぐ後ろに下がり、助手席側の後ろのタイヤが駐車枠に差し掛かったら一旦停止します。
停止してから、今度は左にいっぱいハンドルを切ります。
その状態のまま動かすと、車が徐々に起き上がり、駐車枠に対して車体がまっすぐになっていきます。
⑤ タイヤと車をまっすぐにして、そのまま後ろに下がる
車が駐車場に対してほぼ一直線になったら停車して、ハンドルとタイヤをまっすぐに戻します。
そのままゆっくり後ろに下がりながら、駐車枠に車を収めていきます。
この時にサイドミラーを見ながら、車体と駐車枠の線を平行にするのがポイントです。
わかりにくい時は、窓やドアを開けて確認しながら調整しましょう。
車を駐車枠に全部収めたら終了です。
この時車が駐車枠に対してまっすぐ止まっているか、車を降りて確認してみてください。
車を駐車した時にタイヤが曲がっていたら、まっすぐ戻すことも忘れずに。
車庫入れに慣れるまでは、その都度停車して、ひとつひとつ確実に操作を行いましょう。
最後に、駐車した時にタイヤが曲がっていたら、まっすぐ戻すことを忘れずに。
慣れてくると、一連の流れがスムーズにできるようになりますよ♪
バック駐車では常にサイドミラーを意識して操作を行いましょう。というか、サイドミラーはめちゃくちゃ便利です(^^
サイドミラーを活用することで、以下のようなメリットがあります。
- 駐車枠(白線)との平行度合いや距離感を把握できる
- 左右にある車との距離感を図れる
- 車の周囲の状況を広く確認できる
サイドミラーは外に出っ張っているので、なにかと周囲との距離感を図る目安になり、使いこなせればホントに重宝しますよ(^^
サイドミラーを使った駐車は、特に初心者ドライバーにとって習得しやすく効果的です。
前向き駐車のコツは「進入アプローチ」
前向き駐車は、コンビニや高速道路のSAでよく見られる、前から進入して停める方法です。
バック駐車より頻度は少ないですが、こちらもマスターしておきましょう。
前向き駐車のコツは「進入するアプローチ」にあります。次で詳しく解説します。
バック駐車が苦手な人は、もしかして前向きで止める方が楽だと思っているかもしれませんね。
以前の私もバック駐車が苦手な頃は、前向きに停めたい!と思ってました。苦笑
気持ちはわかるのですが、日本のような狭い駐車場の場合、車の内輪差を意識しないと隣の車と接触してしまうリスクがあります。
内輪差(ないりんさ)とは?:車が曲がる際に、車体の内側の前輪と後輪が通る軌道のズレのこと
あとは、駐車枠への進入タイミングがずれて、斜めに停めてしまうとか。意外とあるあるです(^^;
私も前向き駐車は苦手です…。慣れるとバック駐車の方が楽。
前向き駐車のコツは、駐車枠から離れたところからアプローチして、反対車線から大まわりして入れるイメージです。
① サイドミラーが隣の車(もしくは隣の駐車枠)に差し掛かったら、ハンドルを左いっぱいに切って慎重に、ゆっくり進入します。
② 左右のサイドミラーを確認しながら、枠の真ん中に車を収めます。(車止めに注意!)
③ 停車したらハンドルとタイヤをまっすぐに戻します。
前向き駐車は前から出られる際は楽なのですが、こと駐車場が狭い日本では、出る時はバックで出すことが多いです。
バックで出る際のデメリットは、後方の安全確認がしにくいこと。
出る際は、絶えずミラー(バックモニターも活用)を確認しながら慎重に操作し、通路を進んでいる車両と接触を避けるためにも、安全確認を怠らないようにしてください。
リバースに入れたら一呼吸置いて、各ミラーと四方を見渡したあとに、ゆっくりと動かし始めましょう!
① 車とハンドルはまっすぐのまま、ゆっくりとバックする。
② 自分の車の前輪が隣の車を超えたら、ハンドルを切りはじめる
③ 自分の車両の先端が抜けたら、ハンドルをいっぱい切る
④ 道路が狭いケースでは、状況によってギアをDに入れて切り返しを行う
出る際には、ここでも内輪差に注意しないと、隣や他の車と接触する危険があります。
前向き駐車にのコツについて、JAFの動画がわかりやすかったので共有します。
参考動画:JAF Channel 前向き駐車のポイントを大解説!
【参考動画】スピーディー、環境にやさしい…前向き駐車のポイントを大解説!
動画でも述べていますが、前向き駐車時でもタイヤは真っすぐに戻すようにしましょう。
タイヤが曲がっていると、車を出す際に接触する元になります。
また、前向き駐車は通路が狭いとバックで出る際が大変なので、駐車場の状況によっては、バック駐車と使い分けたほうがよいでしょう。
駐車が楽になる工夫3選
初心者ドライバーの人が駐車が少しでも楽になるように、ちょっとした工夫とコツを紹介します。参考にしてみてくださいね。
サイドミラーの角度を下向きに調整すると、バック駐車がぐっと楽になります。
車と枠線の様子がはっきり見えるようになり、車の位置と左右の距離感がつかみやすくなります。
今の新車は、バックギアに入れると自動的にサイドミラーが下向きになる車も多いですね。
手動でサイドミラーの角度を変えたら、必ず駐車後は元に戻しておいてくださいね。
駐車に慣れない内は、必ず車を止めてからハンドルを切りましょう。
ハンドル操作をしながら車を動かすと、余裕がなくなり周囲の状況確認が難しくなるからです。
停車してからハンドルを切ることで、落ち着いて周囲の状況を把握できます。
慣れてくるとハンドルを回しながら動かせるようになりますので、それまでは焦らずに、繰り返しになりますが、操作はひとつずつ行いましょう。
バックモニターは初心者ドライバーの人にとって強い味方です。上手に活用すれば、駐車が断然楽になります。
むしろ最初はバックモニターにどんどん頼るべきだと思います。
でもバックミラーにばかり頼ってると、駐車のスキルが身につかないんじゃないの?
確かに一理あるのですが、初心者は、まず車庫入れの経験を積むことが大切です。
手段はなんでもいいので、とにかく回数をこなすこと。最初はバックモニターに頼りまくろうとかまいません。
むしろメーカーの努力で開発した運転支援装備は、どんどん使用するべきです。
2022年5月以降に発売された新型車にはすでにバックモニターの装着が求められ、2024年11月からは既存モデルの継続生産車にも適用されます。
私はバックモニターによって駐車場での悲惨な事故を防ぐ効果があると信じています。
ただし、バックモニターは、あくまでも補助的なもの。
必ずミラーや目視での確認と組み合わせた上で、バックモニターをうまく活用しましょう。
まとめ:駐車はいつか慣れる。安心して練習を重ねよう
今回の記事は原点に戻り、初心者ドライバーのための「駐車の練習法&コツ」を解説しました。
駐車に慣れるまでの恥ずかしい気持ち、よくわかります。かつての自分もそうでした(^^;
でもここで言いたいのは、駐車はいつかは慣れるもので、それまで練習を重ねていけばいいということです。
恥ずかしく思う必要もなく、日々淡々とやっていけば、ある日何事もなくこなせるようになります。
もちろん、安全確認はしっかり行ってくださいね。
最初は不安や恥ずかしさを感じるかもしれませんが、ドライバーの誰もが通る道です。
小さな成功体験を積み重ねれば、きっと自信がついてきますよ(^^
それではご安全に。