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車の免許を取るために教習所行かなきゃ…。でも不安だしなんだか怖いよぉ。
今回はこんな人のための記事を書きました。
こんにちは、カーブロガーのスミトモです。
もうすぐ春ですね。この時期と言えば、20数年前(歳がバレるぜよ)私が自動車免許を取った記憶を思い出します。
そこで、ネタ探しでヤフー知恵袋などを眺めてみると、自動車免許を取得する過程で「教習所に不安」を抱いている人が以外と多いことに気が付きました。
早速「元ペーパードライバーの私でも何かお役に立てることがあるのでは?」とおせっかい魂が発動した次第です。笑
- 教習所に対する不安の原因
- 免許取得までの教習所でのフロー
- 教官との付き合い方
- 運転もYouTubeで学ぼう
- 検定・学科試験対策
- 免許取得後における安全運転の心構え
【結論】教習所について知れば怖くない。ごく短期間なので、さくっと免許だけ取得しよう。
教習所が不安なあなたへ、少しでも安心して通えるように8つの項目を解説するので、参考にしてもらえたら嬉しいです。
一生に一度になるかもしれない教習所ライフを一緒に乗り切りましょう!
元ペーパードライバーの立場から教習生へ伝えたい!
1.教習所が不安なあなたへ。そう思う理由は?
なぜ教習所が不安だと感じるのか? まずは不安要素を一つづつ洗い出していきましょう。
- 教習所で何をするかわからない
- 運転に適正があるかわからない
- 運転が怖い
- 教官との相性が合わないかも
- 新しい環境が不安
どれか一つでもあてはまったところがありましたか?
上記の懸念はどれも心配ありません。要は、知っていれば怖くない!
今から述べる不安を一つずつ紐解いていけば大丈夫です。次から具体的に解説していきますね。
さて、自動車免許を取得できる18歳以上の免許取得率は約8,199万人いるそうです。(令和2年度時点)
【参考リンク】内閣府|運転免許保有者数
現在の日本の人口は1億2,600万人ぐらいなので、約2人に1人以上が自動車免許を持っていることになります。
つまり、これだけの人が免許を取得しているということは、自動車免許の難易度自体は低いのです。
ちなみに私の母はかなり年齢を重ねてから免許を取得ました。このような人(失礼!)でもできます!
当たり前ですが、車の運転ができるようになるために教習所へ行くのですから、みんな運転経験はゼロです。
免許取得後において各人の運転の上手下手は出てきますが、スタート地点はみんな一緒。
はっきり言って教習所では、運転スキルに関しては、みんなどんぐりの背比べです。笑
そう考えると、ちょっと気が楽になりませんか?
もちろんですが、教習所の門をくぐった瞬間から安全運転に務めることは大前提。
優良ドライバーへの道は教習所からスタートし、何事も最初が肝心。ここで前向きなメンタルを作っておくことが肝要です。
2.入校手続きから免許取得までの流れを解説
不安を少しでも解消するためには、まずは自動車学校でどんなことが行われるのかを知ることから始まります。
次は、入校手続きから卒業検定(学科試験含む)までの実際のフローを解説していきますね。
まずは、あなたが通いたい教習所を決めましょう。友達に聞いたり、ネットで口コミを検索するなどの情報収集からスタートです。
どの教習所に通ったらかいいのか迷ったら、下記のポイントを参考にしてみてくださいね。
- 自宅からの距離
- 教習所のホームページ内の雰囲気
- キャンペーン(期間限定割引)の有無
なるべく自宅から近い教習所を選んだ方が通いやすいので、距離は第一候補にした方が良いですね。
あとは、教習所のサイトをくまなく見て、あなたが通いやすそうな雰囲気や設備があるのかチェックしてみましょう。
最近は少子化でどこも教習生集めに苦労しているので、学生キャンペーンや特典は要チェックです!
教習所を決めたら、事前に連絡をして入校のための必要書類を確認しましょう。
あとは、可能なら事前に教習所へ直接行ってみて実際の雰囲気を体感できたらベストです。
入校申込書もその場でもらえますので、受付の人に詳しく入校日及び手続き方法を聞いてみましょう。
入校日は、教習所ごとに曜日が決まっているので、教習所から指定された日に時間に遅れずに向かいましょう。
入校式では今後の教習の予約方法や視力などの適正検査が行われます。料金もその日に支払い、教材を受け取ります。
ちなみに料金に関しては、AT限定とMTで若干違いがあります。(MTの方が若干割高)
現在ではAT限定免許を選ぶ教習生が主流ですが、念のためMT免許を取る方も一定数います。
余談ですが、もし免許取得後にAT限定解除をする場合は4,5万ほど費用がかかるので、それなら最初からMT免許を取得していた方が、トータルでは安くなります。
入校式後は、その日から技能教習と学科講習を順次進めていきます。ちなみに技能教習はその都度予約が必要なので注意しましょう。
教習項目は第1段階と第2段階があり、それぞれの段階で必要な講習(および技能教習)を教習生の都合に合わせて受けていくことになります。
ポイント:学科講習は技能と違い一日の受講制限がありませんので、学科講習は一気に終わらせるのもあり!
参考リンク:らくらく免許くらぶ|教習所の学科教習とは?早期卒業したいなら知っておくべき3つのこと
ここから教習所ライフのスタートです!がんばってくださいね。
第1段階の教習と学科の受講を終えて、運転技能の見極め(確認)のあとに、最初の関門である仮免の技能検定を受けることになります。
この仮免検定では、教習所コース内で現時点での運転技能をチェックします。これに合格すると第2段階の路上教習へ進むことができます。
仮免検定は減点形式で採点され、70点以上でないと合格することはできません。
- 発進時・到着時での安全確認作業
- 直線・カーブの走行
- S字・クランク走行
- 坂道発進
- 踏切通過
- 交差点での運転
- 一時停止
- 停止方法
個人的には仮免検定時期が一番苦労した思い出があります。ここが踏ん張りどころなのでファイト!!
第2段階での技能教習は、実際の公道を走行しながら運転スキルを学びます。
公道での運転は緊張すると思いますが、教官が横にいてイザというときには補助ブレーキを踏んでくれるので安心ですよ。
- 進路変更・方向転換
- 歩行者の保護
- 信号・標識に従った走行
- 交通の状況・流れに合わせた運転
- 縦列駐車
- 危険予測運転
- 高速道路教習
交差点や事故が発生しやすい箇所などを重点に置きながら、路上での運転方法を身に着けます。
学科では人命救助方法などの実習もあり、今後の人生において役に立つことが学べますよ。
第2段階の技能教習・学科講習をすべて終了し、こちらも見極めまでくると、卒業修了検定へ進みます。
ここで自分の運転技能が足りないと補修教習が追加されて、追加料金が発生することがあります。
第2段階の卒業検定は、今度は実際の公道で行われます。この検定こそが「教習所最大の関門」といっていいでしょう。
卒業検定も70点以上が合格点ですが、下記は路上検定においての減点項目(一部)です。
- 走行のふらつき
- 一時不停止※
- 右左折違反
- 信号無視※
- 進路妨害※
- 踏切不停止※
※項目は、一発中止項目です
卒業検定に合格すると、そのまま教習所は卒業へ。最後の学科試験は、後日に免許センターで行う形になります。(後述)
後日各自で免許センターへ行き、そこでの学科試験に合格すると、すぐにその場で免許発行の手続き開始です。
以上で教習所のフローは終了です。おつかれさまでした!
3.最短距離で免許を取得したいなら合宿免許もあり
自動車免許の取得方法については、一般的な通学スタイルの他にも、教習所提携の宿泊施設で寝泊まりしながら短期間で取得できる「合宿免許」方式があります。
合宿免許のメリットとデメリットは以下の通りです。
- 通学よりも短期間で取得可能(最短2週間で取得できる所も)
- 料金が通学スタイルよりも割安
- 合宿先での仲間と思い出を作れる
- 遠方の合宿所なら、旅行感覚で免許がついでに取得できる
合宿免許の料金は、通学と比べると5万から10万円ほど安く設定されており、総じてコスパが良くなっています。
もちろん順調に行けば通学よりもずっと早く免許を取得でき、タイパも良いのがメリットです。(この言葉使ってみたかった!笑)
それなりに合宿先で苦労もあるかと思いますが、その分一生の思い出になるんじゃないでしょうか。
逆にデメリットについては以下の点が懸念されます。
- 合宿生活が合わないと逃げ場がなく、ストレスがたまる
- まとまった休みが必要
- 女性の参加者は、万が一異性トラブルに巻き込まれるリスクがある
メリット・デメリットをよく吟味して、自分に合宿形式が合っているのかどうか、よく見極めて申し込みましょう。
特に若い女性は防犯面での課題がありますので、合宿先でちゃんとした設備があるかどうか、慎重な判断をおすすめします。
もし合宿免許に興味があれば、下記のリンクで合宿免許について詳しく案内しています。
【参考リンク】
合宿免許ライブ|免許合宿の人気ランキングが地域別、職業別、性別、プランごとに見れます合宿に行くなら、やっぱり人気のある所がいいですよね。私も当時に合宿免許の存在を知りたかった!
4.教官の相性は運次第。教習卒業までの付き合いと割り切る
教習所で重要な位置を占めるのが、本人と実際に運転を教える教官の相性の良し悪しです。
もし教官の性格や教え方が合わないと、教習所がストレスになるばかりか、教習所へ通いたくなくなってしまいますよね。
こればっかりは本当に運なのですが、どうしても担当教官と折り合いが合わずに苦痛であれば、担当教官を変えてくれるように教習所のスタッフへお願いしてみるのも一手です。
受付の人などに伝えればOKですよ♪
だた教官と関わるのは、免許を取るまでのほんの一期間。指導方法(性格含む)が多少合わなくても、私の場合は割り切りましたw
とはいえ、こちらはあくまで教えてもらう立場。そこのところは忘れずに!
5.教習内容もYouTubeで学ぶ時代
昨今、様々な分野の勉強がYouTubeで学習できる時代になったのは本当にありがたいことです。
そこで、私がYouTubeでおすすめすしたいチャンネル「教習所YouTuberアルバカさん」を今回ご紹介します。
実際私がAT限定解除の教習時期にこの方の動画を見まくって、とても参考になったチャンネルです。
この方は福岡にある自動車学校の現役教官をされていて、教習所の広報も兼ねているみたいですね。
動画のクオリティも高く、細やかで具体的なわかりやすい解説とお茶目なキャラクターでおすすめのチャンネルです。
アルバカさんは、声が良くて聞き取りやすく、快適に視聴できます!
その他にも多くの運転指南動画がYouTubeにはたくさん存在しますので探してみてくださいね。
6.仮免・卒業検定に一発合格するコツ
教習生が教習所ライフで一番緊張・苦戦するであろう、第一段階の仮免許取得と卒業がかかっている卒業検定。
運転スキルについては今回割愛して、ここではあえて合格に近づく2つのポイントをお伝えします。
それができれば苦労しないんだけど…
その気持よくわかります。ですが本番では「開き直る」心持ちで、運転中は努めて冷静に振る舞ってみましょう。
別に検定に落ちたとしても別に死ぬわけではありません。それぐらいの気持ちで臨むのがちょうどいいです。
また本番に強い人は、イザという時には適度にリラックスしていて、同時に集中力を発揮できるものです。
自分の中で上手にプレッシャーとつき合う方法を知ることが大切ですね。
まずはコースの内容と順番を徹底的に頭に叩き込みましょう。最後は記憶力がものをいいます。
頭の中で今まで練習した内容の反復イメージと、実際の走行シュミレーションをひたすら繰り返して、本番へ臨みましょう。
私がAT限定解除のために教習所へ通った内容と具体的な検定対策については下記。
検定のコースは2種類あるので、当日コースが決定したら頭を切り替えて!
7.学科試験は、ひっかけ問題の対策さえすれば楽勝
教習所を無事に卒業したあとの最後の関門である学科試験(本免試験)ですが、全95問中90問以上で合格です。
点数厳しすぎ!と思うかもしれませんが、実際の合格率は75%~80%なので、心配するほどの難易度ではありません。
一般常識があり、真面目に授業を受けてさえいれば、まず合格するものなので安心してください。
ただし、試験問題では「ひっかけ問題」といわれるものがいくつか出題されますので、教習所のテキストなりで、きちんと対策をしておきましょう。
学科試験を無事に終えると、ついに自動免許保持者です。おめでとうございます!
8.免許取得後の若葉マーク時の安全運転の心得
晴れて免許を取得後でも、あくまで1年間は若葉マークの運転初心者です。
安全に配慮した優良ドライバーを目指してもらいたいと願い、またまた2つほど元ペーパードライバーの立場からお伝えしたいことがあります。
もう耳タコだと思いますが、「かもしれない運転」が一番安全運転に寄与すると、私が日々運転している中で確信しています。
- 見えないところから人が飛び出してくるかもしれない
- 交差点で脇からバイクがすり抜けて来るかもしれない
- 走っていて並走車が急に車線変更をしてくるかもしれない
要は「危険予測」というものですが、結果的に起こらなかったらOKだし、万が一な状況が起こっても、上記の危険を回避できる確率は高くなります。
「かもしれない運転」は、事故を未然に防ぐ意識と習慣が身につきます。運転中はいつもこの言葉を忘れないでくださいね。
【参考動画】
反対に、運転の思い込みからの「だろう運転」は、絶対いつか事故りますので、あしからず。
誰だって失敗するさ。だって人間だもの(ふぇい)
ここでいう失敗とは事故を起こすとかではなく、あくまで事故以外での運転の失敗ですよ。
今まで散々やらかした私が言うものなんですが、人は失敗を繰り返しながら反省して成長していくのです。
ペーパードライバー歴15年の克服に向けてアラフォーの私が挑んだ5つのステップ念願であるペーパードライバー脱却後数年、ここからの
車を擦った!精神的ショックから立ち直る方法・コツ4選【車両保険なし】いまここ。
私やらかしとるやないかーい。なのでどうか私を反面教師にしてくださいぃ!
他方のドライバーの方に迷惑をかけたとしても、その時は思いっきり反省して次へ繋げてください。運転スキルは経験から積み上がっていくものです。(偉そう)
まとめ:教習所の不安を解消して、これから長いカーライフの1ページに
ここまで読んでいただきありがとうございました。これで元ペーパードライバーが新しい教習生へ伝えたかったことは、すべて出し切ったと思います。
車社会の日本に住んでいる以上は、これからの長いカーライフと、人生の1ページになるであろう教習所ライフ。
これで教習所での不安が少しでも払拭できたらカーブロガーとしての冥利に尽きます。
教習所は長くても2,3ヶ月で卒業できます。だから気負うことなかれ!
- 運転する上での心構えが正しければ、運転は過剰に怖がらなくていいこと
- 教習所では安全運転を懇切丁寧に教えてくれるところ
- 教官はあくまで教官としてリスペクトすること
- 自分の運転スキルと知識を信じて、試験では冷静に臨むこと
昨今はどんどん若者の車離れが進んでいるようですが、いまだに車が生活のインフラである地方では、車を運転できないと何かと不便な状況にあります。
そんな中で、あなたが少しでも安全で有意義なカーライフを送れるように、私もカーブロガーとして微力ながらお手伝いさせていただきたいと思っています。
結局なんだかんだいって、教習所通いも「人生経験としてのネタにできたら勝ち」です。(私もな!)
それでは良い教習所ライフを!検討を祈ります!
最後はやっぱりご安全に!