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「ロードスターはやめといたほうがいい」と、よく耳にしませんか。

ロードスター憧れるし、乗りたいなあ…。でも買ってホントに後悔しないかな…?
- 実用性はどうなの?
- 維持費がすごくかかるんじゃ?
- 同乗者から不満が来そう…
それでも、マツダ・ロードスターを愛するオーナーが後を絶たない理由は、一体どこにあるのでしょうか。
私自身はロードスターに4年間乗って悔いはありませんでした。所有してよかったと思ってます。
ただしロードスターには後悔しやすいポイントも確かに存在します。
- ロードスターで後悔しやすいポイント5選
- ロードスターで後悔する人・しない人の特徴
- ロードスターの本当の魅力とは?
この記事を通して、ロードスターへのモヤモヤを整理し、後悔しない選択を考えてみてください。

ロードスターを買って後悔したくないあなたへ。元オーナーの視点から解説します。👉️夫人の愛車遍歴について
ロードスターの後悔しやすいポイント5選

マツダ・ロードスターに憧れる気持ち、すごくわかります。ロードスターの運転の楽しさは、他のクルマではなかなか味わえない格別なものです。
ただし「決してバラ色の未来だけではない」という現実を、元オーナーとして解説します。

ロードスターに実用性を求めるのは野暮です。
ちなみにNDロードスターのトランク容量は130Lほどしかありません。
55cm×40cm×22cmサイズのキャリーバッグ(航空機持込可能サイズ)が2つほど入るくらいです。
それでも個人的には十分な大きさなのですが、ゴルフ趣味の人はゴルフバッグも積めないので、なかなか厳しいものがありますね。

遠出先でのお土産の量にも注意する必要があるかも。
ドアも横に長いので、開ける時にも気をつかいます。風がある日などはめっちゃヒヤヒヤします。あとやっぱり乗り降りもしにくいです。

マツダ・ロードスターは、ポルシェなどの高級スポーツカーと比べて、高額な維持費はかかりません。
- 自動車税:1.5Lモデルは30,500円(普通車並み)
- 保険:年間70,000~100,000円(スポーツカーとしては平均的)
- メンテナンス:オイル交換6,000~8,000円、MTオイル交換同等
いわゆる、普通車の維持費と同程度です。強いて言えばガソリンがハイオク指定というくらいでしょうか。
ただし、ロードスターを所有している間には、基本的な維持費に加え、以下の誘惑が待ち構えています。
- カスタム沼への誘惑
- ファンミーティングや走行内などのイベント活動費
- ただ走りたくなる衝動
ロードスターは一般的な車に求める移動のための道具ではなく、走ること自体が目的のクルマです。要は完全な道楽です。

特にカスタム沼は、ヘタすると家庭が崩壊するリスクもはらんでいるので、くれぐれもお気をつけください……。

ロードスターはドライバーのためのクルマです。助手席なんてはっきり言って飾りです。しょせん荷物置きです。
同乗者なんて、ずっと座っているとお尻や腰がしんどいし、乗り心地だって全然良くない。
ロードスターが大好きな自分でも助手席に関してはそんな感じで、車に興味がない人にとってはロードスターに同乗するのは、ある意味苦行かもしれません。

パートナーの忍耐力の高さが試されます。
ロードスターの乗り心地は、クルマそのものの性格だけが原因とは限りません。
実際、タイヤや足まわりの違いで、体感の印象がやわらぐことも結構あります。
特に感じたのは、ロードノイズの減少と長距離の疲れにくさです。
実際に私が愛用しているコンフォートタイヤについて、静粛性がどこまで変わったか下の記事で詳しくレビューしています👇️

スポーツカーと聞くと、多くの人が「速さ」をイメージするのではないでしょうか?
パワフルに加速して、直線を駆け抜ける爽快感もスポーツカーの魅力の一つ。
一方でロードスターは、直列4気筒・ごくごく1.5Lのノーマルエンジンなので、速さに関しては正直「普通」です。
・軽量ボディのおかげでキビキビ走る楽しさはありますが、「速いクルマ」というカテゴリーではありません
・直進安定性も特に高くないので、高速での安定感や、ましてはスピード勝負をしたい方には向いていません

まとめ:ロードスターに速さを求めるなかれ。

ロードスターを購入前に「スポーツカー=高級車」というイメージを持っていると、期待を裏切られるかもしれません。
- 内装の質感とデザイン:
シートやダッシュボードは価格帯相応の素材とデザイン - 機能面:
先進的な装備が少なく、電動シートやハイエンドオーディオは標準装備ではない(オプションでBOSEスピーカー搭載は可能) - 静粛性:
ロードノイズやエンジン音が車内に入りやすく、長距離ドライブでは疲れを感じるかも
そもそも、ブランドイメージとしても「マツダ」は高級車メーカーというわけではありません。
あくまでマツダ・ロードスターは、手頃な価格帯で楽しめる本格スポーツカーというのが、私のような一庶民にとってありがたいですね。

庶民の手が届くスポーツカーを開発してくれたマツダに感謝!
ロードスターはどんな立ち位置のクルマ?

ロードスターが気になっている人の多くは、「ホンダS660」「トヨタ86/BRZ」「ホンダN-ONE RS」など、他の車も同時に検討したことがあるのではないでしょうか。
ここでは、元オーナーの視点で、ロードスターの「立ち位置が一番クリアに見える」比較ポイントをまとめます。
- ホンダS660は、まるで“カート”に近い軽快さに振り切った、ミッドシップの爽快感
- マツダロードスターは、軽さの中にしなやかさを残した、ライトウェイトスポーツカー
どちらも走りが楽しい軽快なスポーツカーですが、両車の主な違いは次の3つにまとめられます。
- 軽快さを突き詰める vs 流れるような余裕がある
S660は遊び心あふれるクルマで、ロードスターは余裕を楽しめる大人の雰囲気 - 日常の使い勝手
ロードスターは最低限の実用性が備わっていて、肩肘張らずに付き合える - 走りの種類の違い
S660は刺激的な走り、ロードスターは”緩急がある、しなやかな走り
それぞれの良さが光りながらも、走りの方向性はまるっきり違うクルマ、それがS660とロードスターです。
- 86/BRZは、パワー系のスポーツカー
- ロードスターは、操るスポーツカー
同じFR(後輪駆動)でも、求める世界がまったく違います。
- パワーの世界 vs 操る楽しさの世界
86は加速とパワーの厚み、ロードスターは軽さと反応の良さ。 - 長距離の得意・不得意
86の方が高速巡航は得意。ロードスターは距離より時間の密度で楽しむ - 車としての“役割”の違い
86はオールラウンダー寄り。ロードスターは趣味の純度が高い。

確かに…うん、ロードスターにパワーは求めてませんね。
- N-ONE RSは、軽でありながら運転好きに寄り添う万能ミニスポーツ
- 一方ロードスターは、実用性を潔く切り離した純度の高い趣味車
N-ONE RSは、「日常で使える軽」×「走りの楽しさ」その両方をバランスよく欲しい人に向いた一台です。
- 積載性・実用性の差
N-ONE RSは日常の懐が深く、ロードスターは潔くミニマム - 気軽さの違い
N-ONEは“気軽に乗れるスポーティ、ロードスターは“気合いの要らないロマン - 立ち位置の違い
この2台は、「日常車」と「趣味車」の分岐点に立つ存在

「趣味車に振り切る勇気はない」そんな人にとって、N-ONE RSは現実的で満足度の高い選択肢です。
ホンダN-ONE RSの詳細なレビューはこちら👇️
ロードスターを後悔してしまう人の特徴

ところで、マツダ・ロードスターを購入して後悔する人って、どんなタイプなんでしょうか? 私なりに考察してまとめてみました。
- 実用性や快適性を重視する人
- 同乗者(家族)の意見を気にする人
- 車内が静かな方がいい人
- 趣味に大きくお金を使いたくない人
でも上記の特徴って、むしろ「普通のドライバー」でもありますよね。
ということは……もしや、ロードスターは普通の車ではない…?
ハイ、その通り!

ここからロードスターの特徴について掘り下げていきますね。
ロードスターを後悔しない人の特徴

では逆に、ロードスターを買っても後悔しない人ってどんなタイプでしょうか。
約4年間乗ってきた経験から、「このタイプの人はロードスターと相性がいい」と感じたポイントを下にまとめてみました。
- 実用性より“運転の楽しさ”を優先できる
- 普段の荷物が少ない
- 一人でのドライブが好き
- 多少の不便は「味」として楽しめる

もし「自分は当てはまる!」と感じたなら、ロードスターはきっと良い買い物になると思います。
ロードスターは、「好きだけではやっていけないクルマ」であることは確かです。
だからこそ、日常とのバランスをどう取るかが、後悔しないための鍵となります。
ロードスターの最大の魅力は「運転の楽しさ」

ロードスターは「日常の移動手段」というより、“走る瞬間そのものを味わうためのパートナー” というほうがしっくりきます。
日常性をそぎ落とした分だけ、ハンドルを握るたびに胸が高鳴る。
- オープンで風を受けたときの解放感
- 交差点を曲がるだけで伝わる軽さと反応の良さ
- ほんの近所を流すだけなのに、心がほどけるようなフィーリング

その高揚感や静かな喜びこそが、このクルマの本質だと思っています。
そして、ロードスターは合理性やスペックでは語れない、特別なクルマ。
- 少しの距離が、密度の濃い時間になる
- 日常の景色が、またたく間に非日常に変わる
- 自分の内側がすっと整う
ロードスター魅力そのものは、下の記事で私が熱く語っています。
ロードスターを所有したことに後悔はない

ロードスターを所有するために、これほどのハードルの存在について、少し物怖じする人も多いかもしれません。
でもマツダ・ロードスターをかつて所有していた身としては、後悔はないばかりか、ロードスターに乗っていた思い出は、プライスレスの喜びであり貴重な経験です。
諸事情あり、それほど多くは乗れませんでしたが、それでもロードスターを所有している満足感や充実感は、何事にも代えがたい体験でした。

ほんのちょっとの勇気で、ドライバーが幸せになる。それが「マツダ・ロードスター」
不安があってもいい。納得して選べば、それはきっと後悔になりません。
それではご安全に。

