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元オーナーが語る!マツダ・ロードスターで後悔したこと5選【趣味車】

マイロードスター

こんにちは、スミトモです。

ロードスター乗りたいなあ…。でも購入してホントに後悔しないかな…?

  • ロードスターってスポーツカーでしょ?実用性なくない?
  • 維持費がめっちゃかかるんじゃ?
  • 同乗者から不満が出そう…

──残念ながらこうした評価は、すべて事実です。

スミトモ
スミトモ

この事実を無視してロードスターを所有すると、とんでもなく後悔するかも!?

それでもマツダ・ロードスターを愛するオーナーが後を絶たない理由は一体どこにあるのか?

本記事では、マツダ・NDロードスターを約4年間所有した自分が、「購入前に知っておくべき後悔ポイント」と「それでも乗りたいと思わせるロードスターの価値」について

  • スポーツカー初心者の人
  • ロードスターの中古車購入を検討中の人
  • ロードスターをそれでも愛してやまない人

今回は上記の方々に向け解説(力説)します!

スミトモ
スミトモ

ロードスター購入に失敗しないために、元ロードスター乗りが指南します。

マツダロードスターの在庫をチェック!

ロードスターを購入すると後悔する!?

赤いND

マツダ・ロードスターに憧れる気持ち、ええわかります。開放感あふれるオープンカーで風を切るドライブは、まさに「人馬一体」の醍醐味。

しかし、このスポーツカーの所有は「決してバラ色の未来だけではない」という現実を、元オーナーとして先に伝えておきます。

「実用性に欠ける」「金食い虫になる」「同乗者から嫌われる」「速くもないし、高級車でもない——これらのフレーズを目にした瞬間、ロードスターファンは眉をひそめるかもしれません。

確かに2シーターの軽量スポーツカーは日常使いに不便な点も多く、メンテナンスコストも無視できません。

それでも「後悔したくない」と思うなら、購入前に知っておくべき現実と向き合うことも大切なことです。

スミトモ
スミトモ

散々脅しまくった挙げ句に、以下解説します。

後悔ポイント①実用性はない

NDロードスターラゲッジ

ロードスターに実用性を求めるのは野暮です。

ちなみにNDロードスターのトランク容量は130Lほどしかありません。

55cm×40cm×22cmサイズのキャリーバッグ(航空機持込可能サイズ)が2つほど入るくらいです。

それでも筆者的には十分な大きさなのですが、ゴルフが趣味の人などはバッグも積めないので、なかなか厳しいものがありますね。

スミトモ
スミトモ

遠出先でのお土産の量にも要注意。

ドアも横に長いので、開ける時にも気をつかいます。風がある日などはヒヤヒヤします。

あとやっぱり乗り降りもしにくいですしね。もっとスマートな所作を心がけたかったですが、毎回「どっこいしょ」的な感じでした(苦笑)

後悔ポイント②金食い虫なのは覚悟

金食い虫

ロードスターの維持費自体は、スポーツカーとしてはそれほどかかりません。

排気量は1.5Lなので税金も普通だし、任意保険もいうほど高くありません。強いて言えばガソリンがハイオク指定というくらいでしょうか。

ロードスターの基本的な維持費
  • 自動車税:1.5Lモデルは30,500円(普通車並み)
  • 保険:年間70,000~100,000円(スポーツカーとしては平均的)
  • メンテナンス:オイル交換6,000~8,000円、MTオイル交換同等

た・だ・し、ロードスターを所有している間には、基本的な維持費に加え、以下の誘惑が待ち構えています。

  • カスタム沼への誘惑
  • ファンミーティングや走行内などのイベント
  • ただ走りたくなる、生産性のない衝動

カスタム欲が雪だるま式に膨らむ理由は、純正パーツから専用チューニングパーツまで豊富なカスタムパーツが多すぎて、改造の魅力に引き込まれやすいこと。

「ロードスター文化」というものがあり、ロードスターオーナー同士の集まりやイベントが全国で頻繁に開催されるので、その度に遠征費も嵩むこと。

またそこでロードスター仲間の改造例に刺激を受けることも多く、こちらも金銭感覚を麻痺させる要因に。

さらに、ロードスターは走る事自体が楽しすぎるので、ガソリンを無駄に消費し、かつエコカーでもないので環境にも良くありません。苦笑


ロードスターは一般的な車に求める移動のための道具ではなく、走ること自体が目的のクルマです。要は完全な道楽です。

上記の理由により、私がカスタム沼にハマることはデミオで実証済みなので、元々の完成度の高いRSを購入したのは怪我の功名でした。

スミトモ
スミトモ

RSを選んだおかげで、ほぼカスタムする必要がなく、お財布にも助かりました。笑

特にカスタム沼は、ヘタすると家庭が崩壊するリスクもはらんでいるので、くれぐれもお気をつけください……。

後悔ポイント③同乗者にはしんどい

助手席

ロードスターはドライバーのためのクルマです。助手席なんてはっきり言って飾りです。しょせん荷物置きです。

同乗者なんて、ずっと座っているとお尻や腰がしんどいし、乗り心地だって全然良くない。

しかも車内も狭いので、我が家の場合は、夫が助手席に乗っていた時もめっちゃ窮屈そうでした(^^;)

ロードスターが大好きな自分でも助手席に関してはそんな感じなので、車に興味がない人にとってはロードスターに同乗するのは、ある意味苦行です。

スミトモ
スミトモ

パートナーの忍耐力の高さが試されます!

しかもオープンカーですよ。街中で幌開けてるとなんだか気恥ずかしいし、紫外線もめっちゃ気になります。

ドライバーにとっては全く気にならないにね。やはりドライバーに特化したシート形状なんでしょうねえ……。

後悔ポイント④速いクルマではない

スピードメーター


スポーツカーと聞くと、多くの人が「速さ」をイメージするのではないでしょうか?

パワフルに加速して、直線を駆け抜ける爽快感もスポーツカーの魅力の一つ。

一方でロードスターは、直列4気筒・1.5Lのノーマルエンジンなので、速さは「普通」です。


・軽量ボディのおかげでキビキビ走る楽しさはありますが、「速いクルマ」というカテゴリーではありません

直進安定性も高いわけではありませんので、高速域での安定感やスピード勝負をしたい方には向いていません

もし速い車に乗りたかったら、WRX STIやGRヤリスなんかがおすすめです。(適当)

スミトモ
スミトモ

まとめ:ロードスターに速さを求めるなかれ。

後悔ポイント⑤高級車ではない

MAZDA


ロードスターを購入前に「スポーツカー=高級車」というイメージを持っていると、期待を裏切られるかもしれません。

ロードスターの内装や機能面の特徴
  • 内装の質感とデザイン:シートやダッシュボードは価格帯相応の素材とデザイン
  • 機能面:先進的な装備が少なく、電動シートやハイエンドオーディオは標準装備ではない(オプションでBOSEスピーカー搭載は可能)
  • 静粛性:ロードノイズやエンジン音が車内に入りやすく、長距離ドライブでは疲れを感じるかも

そもそも、ブランドイメージとしても「マツダ」は高級車メーカーではありませんしね。

ロードスターは、手頃な価格帯で楽しめるスポーツカーというのが、私のような庶民にとって有り難いです。

スミトモ
スミトモ

庶民の手が届くスポーツカーを開発してくれたマツダに感謝

ロードスターは運転の楽しさとロマンに全振り

ロードスターは「日常の車」を求める人には不向きです。

そう、そこにあるのは「非日常」の世界。

ロードスターは「運転の楽しさ」に究極的に特化し、そこに存在意義があるのです。

なので日常使いのクルマの要素も求めると、明らかに後悔するでしょう。

オープンエアーの世界爽快感+高揚感=ロードスター爆誕

このように、マツダ・ロードスターは清々しいまでにドライバーに特化したクルマなのです。(2回目)

スミトモ
スミトモ

これこそがロードスターの本質でありロマン。異論は認めない。

ロードスターの魅力に関しての詳細は、下の記事で語りまくっているので参考にどうぞ!

それでもロードスター人生には一片の悔いなし

エセロードスター
今話題のChatGPTの画像生成を使ってみたら、エセロードスターが誕生ました。笑

いかがでしたでしょうか。ロードスターを所有するにために、これほどのハードルの存在について、購入に物怖じする人も多いかもしれません。

それでも私の場合ですが、「マツダ・ロードスター」をかつて所有していて、後悔はないばかりか、「ロードスター」に乗っていた思い出は、プライスレスの喜びであり貴重な経験でした。

諸事情あり、それほど多くは乗れませんでしたが(停めている駐車場が微妙に遠かったのも痛かった。)それでも、ロードスターを所有している満足感やカーライフの充実感は、何事にも代えがたい幸せでした。

この記事を読んでいる人にも、ぜひこの体験と気持ちを味わってほしいと、同じクルマ好きとして願いながら、この記事を締めたいと思います。

スミトモ
スミトモ

いつかまた、ロードスターに還りたいです。(新たなる希望)


人生を彩り豊かにするクルマ。それが「マツダ・ロードスター」

それではご安全に!





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