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こんにちは、スミトモです。

ロードスター乗りたいなあ…。でも購入してホントに後悔しないかな…?
- ロードスターってスポーツカーでしょ?実用性なくない?
- 維持費がめっちゃかかるんじゃ?
- 同乗者から不満が出そう…
──残念ながらこうした評価は、すべて事実です。

この事実を無視してロードスターを所有すると、とんでもなく後悔するかも!?
それでもマツダ・ロードスターを愛するオーナーが後を絶たない理由は一体どこにあるのか?
本記事では、マツダ・NDロードスターを約4年間所有した自分が、「購入前に知っておくべき後悔ポイント」と「それでも乗りたいと思わせるロードスターの価値」について
- スポーツカー初心者の人
- ロードスターの中古車購入を検討中の人
- ロードスターをそれでも愛してやまない人
今回は上記の方々に向け解説(力説)します!

ロードスター購入に失敗しないために、元ロードスター乗りが指南します。
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ロードスターを購入すると後悔する!?

マツダ・ロードスターに憧れる気持ち、ええわかります。開放感あふれるオープンカーで風を切るドライブは、まさに「人馬一体」の醍醐味。
しかし、このスポーツカーの所有は「決してバラ色の未来だけではない」という現実を、元オーナーとして先に伝えておきます。
「実用性に欠ける」「金食い虫になる」「同乗者から嫌われる」「速くもないし、高級車でもない」——これらのフレーズを目にした瞬間、ロードスターファンは眉をひそめるかもしれません。
確かに2シーターの軽量スポーツカーは日常使いに不便な点も多く、メンテナンスコストも無視できません。
それでも「後悔したくない」と思うなら、購入前に知っておくべき現実と向き合うことも大切なことです。

散々脅しまくった挙げ句に、以下解説します。
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後悔ポイント①実用性はない

ロードスターに実用性を求めるのは野暮です。
ちなみにNDロードスターのトランク容量は130Lほどしかありません。
55cm×40cm×22cmサイズのキャリーバッグ(航空機持込可能サイズ)が2つほど入るくらいです。
それでも筆者的には十分な大きさなのですが、ゴルフが趣味の人などはバッグも積めないので、なかなか厳しいものがありますね。

遠出先でのお土産の量にも要注意。
ドアも横に長いので、開ける時にも気をつかいます。風がある日などはヒヤヒヤします。
あとやっぱり乗り降りもしにくいですしね。もっとスマートな所作を心がけたかったですが、毎回「どっこいしょ」的な感じでした(苦笑)
後悔ポイント②金食い虫なのは覚悟

ロードスターの維持費自体は、スポーツカーとしてはそれほどかかりません。
排気量は1.5Lなので税金も普通だし、任意保険もいうほど高くありません。強いて言えばガソリンがハイオク指定というくらいでしょうか。
- 自動車税:1.5Lモデルは30,500円(普通車並み)
- 保険:年間70,000~100,000円(スポーツカーとしては平均的)
- メンテナンス:オイル交換6,000~8,000円、MTオイル交換同等
た・だ・し、ロードスターを所有している間には、基本的な維持費に加え、以下の誘惑が待ち構えています。
- カスタム沼への誘惑
- ファンミーティングや走行内などのイベント
- ただ走りたくなる、生産性のない衝動
カスタム欲が雪だるま式に膨らむ理由は、純正パーツから専用チューニングパーツまで豊富なカスタムパーツが多すぎて、改造の魅力に引き込まれやすいこと。
「ロードスター文化」というものがあり、ロードスターオーナー同士の集まりやイベントが全国で頻繁に開催されるので、その度に遠征費も嵩むこと。
またそこでロードスター仲間の改造例に刺激を受けることも多く、こちらも金銭感覚を麻痺させる要因に。
さらに、ロードスターは走る事自体が楽しすぎるので、ガソリンを無駄に消費し、かつエコカーでもないので環境にも良くありません。苦笑
ロードスターは一般的な車に求める移動のための道具ではなく、走ること自体が目的のクルマです。要は完全な道楽です。
上記の理由により、私がカスタム沼にハマることはデミオで実証済みなので、元々の完成度の高いRSを購入したのは怪我の功名でした。

RSを選んだおかげで、ほぼカスタムする必要がなく、お財布にも助かりました。笑
特にカスタム沼は、ヘタすると家庭が崩壊するリスクもはらんでいるので、くれぐれもお気をつけください……。
後悔ポイント③同乗者にはしんどい

ロードスターはドライバーのためのクルマです。助手席なんてはっきり言って飾りです。しょせん荷物置きです。
同乗者なんて、ずっと座っているとお尻や腰がしんどいし、乗り心地だって全然良くない。
しかも車内も狭いので、我が家の場合は、夫が助手席に乗っていた時もめっちゃ窮屈そうでした(^^;)
ロードスターが大好きな自分でも助手席に関してはそんな感じなので、車に興味がない人にとってはロードスターに同乗するのは、ある意味苦行です。

パートナーの忍耐力の高さが試されます!
しかもオープンカーですよ。街中で幌開けてるとなんだか気恥ずかしいし、紫外線もめっちゃ気になります。
ドライバーにとっては全く気にならないにね。やはりドライバーに特化したシート形状なんでしょうねえ……。
後悔ポイント④速いクルマではない

スポーツカーと聞くと、多くの人が「速さ」をイメージするのではないでしょうか?
パワフルに加速して、直線を駆け抜ける爽快感もスポーツカーの魅力の一つ。
一方でロードスターは、直列4気筒・1.5Lのノーマルエンジンなので、速さは「普通」です。
・軽量ボディのおかげでキビキビ走る楽しさはありますが、「速いクルマ」というカテゴリーではありません
・直進安定性も高いわけではありませんので、高速域での安定感やスピード勝負をしたい方には向いていません
もし速い車に乗りたかったら、WRX STIやGRヤリスなんかがおすすめです。(適当)

まとめ:ロードスターに速さを求めるなかれ。
後悔ポイント⑤高級車ではない

ロードスターを購入前に「スポーツカー=高級車」というイメージを持っていると、期待を裏切られるかもしれません。
- 内装の質感とデザイン:シートやダッシュボードは価格帯相応の素材とデザイン
- 機能面:先進的な装備が少なく、電動シートやハイエンドオーディオは標準装備ではない(オプションでBOSEスピーカー搭載は可能)
- 静粛性:ロードノイズやエンジン音が車内に入りやすく、長距離ドライブでは疲れを感じるかも
そもそも、ブランドイメージとしても「マツダ」は高級車メーカーではありませんしね。
ロードスターは、手頃な価格帯で楽しめるスポーツカーというのが、私のような庶民にとって有り難いです。

庶民の手が届くスポーツカーを開発してくれたマツダに感謝
ロードスターは運転の楽しさとロマンに全振り

ロードスターは「日常の車」を求める人には不向きです。
そう、そこにあるのは「非日常」の世界。
ロードスターは「運転の楽しさ」に究極的に特化し、そこに存在意義があるのです。
なので日常使いのクルマの要素も求めると、明らかに後悔するでしょう。
オープンエアーの世界+爽快感+高揚感=ロードスター爆誕
このように、マツダ・ロードスターは清々しいまでにドライバーに特化したクルマなのです。(2回目)

これこそがロードスターの本質でありロマン。異論は認めない。
ロードスターの魅力に関しての詳細は、下の記事で語りまくっているので参考にどうぞ!
それでもロードスター人生には一片の悔いなし

いかがでしたでしょうか。ロードスターを所有するにために、これほどのハードルの存在について、購入に物怖じする人も多いかもしれません。
それでも私の場合ですが、「マツダ・ロードスター」をかつて所有していて、後悔はないばかりか、「ロードスター」に乗っていた思い出は、プライスレスの喜びであり貴重な経験でした。
諸事情あり、それほど多くは乗れませんでしたが(停めている駐車場が微妙に遠かったのも痛かった。)それでも、ロードスターを所有している満足感やカーライフの充実感は、何事にも代えがたい幸せでした。
この記事を読んでいる人にも、ぜひこの体験と気持ちを味わってほしいと、同じクルマ好きとして願いながら、この記事を締めたいと思います。

いつかまた、ロードスターに還りたいです。(新たなる希望)
人生を彩り豊かにするクルマ。それが「マツダ・ロードスター」
それではご安全に!