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どうもフェイです。愛車のデミオも納車してから9年目に突入し、今年は通算4回目の車検年です。年季入ってきたなあ…。
さて、今回の車検先は初めて地元の整備工場さんへお願いして、案の定ディーラーからも打診されましたが、断りました。
元々車検はディーラー以外の施設でも受けることができますが、やはり一般的にはディーラーで受ける人が多い印象です。
【参考】車検先は比較して探す？「車検に関するアンケート」300人にWEB調査
特に新車をディーラーで購入した場合、車検もその流れでディーラーへ、というパターンや、「他の場所でも考えたいけど、なんか断りづらい…」と感じる人も多いようです。
そこで本記事では、ディーラー以外で車検を受けるのはアリなのか？について、今回のデミオの車検における体験談を交えて検証していきたいと思います。
- ディーラー以外での車検を検討しているが、先方へ断りづらい
- ディーラー以外で車検可能な施設の特徴を知りたい（メリット・デメリット）
- 整備工場での車検に興味がある（車検費用ほか）
同じ車を維持していくなら、新車は3年、それ以降は必ず2年ごとにやってきます。車を賢く維持するために、様々な車検の方法とポイントを押さえておきましょう。
車検の依頼先でディーラーにこだわるのはもったいないかも？
【結論】車検はディーラー以外で受けても全然OK
結論は上の見出しの通りです。私も今回の車検もそうだし、何しろ前回のデミオ車検もディーラーではなく、◯バックさんで行いました。
実際にディーラーも営利企業ですからね。営業さんも断られるのは慣れてるもんです。なので全然気にしなくてもOK。
ただ、ディーラーでの車検もそれなりのメリットがあるんですよ。後ほど解説しますね。
そして、断わられやすいもっともな理由としては、ディーラーでの車検は基本高いからです。
ディーラー側もそこはわかっているので、安心して別の場所で受けても大丈夫です。決して車検の窓口は強制されるわけでも指定されるいわれもありません。完全にドライバーの自由です。
ただし、車検自体はどこかで必ず受けましょう。車検の期限を過ぎると車を動かせなくなります！
ディーラー車検の一番のメリットは、車検の質が高く、ディーラーの整備の信頼性です。より具体的に言うと、
- 純正パーツを使用するため、品質と適合性が保証される
- メーカー直営のため、整備の質が高く、安全性が確保される
- 代車の手配や充実したアフターサービス
- メーカー車種に関する専門知識と対応力がある
上記がディーラー車検のメリットになります。ちなみにうちの夫は「一番安心できるから」という理由で、ディーラー車検派です。
ただ、それだけ費用が高いのがデメリットになるので、質を取るか、費用を取るかのトレードオフですね。
今まではずっとディーラーでやってきたけど、もうディーラー車検はいいかな、と思っている！
車検の時期が近づいてきたり、車検時期が迫ると、ディーラーから連絡が来ることがあります。その時なんといって断るべきか、上手い断り文句を考える必要があります。
実は知人が整備工場やってて〜、今回はそこでしようかなと。
とか言ってみても良いですし、ちなみに、私の今回のケースでは、
相見積もり取ったところ、一方が安かったので、そこにお願いしました〜＾＾
と正直に伝えたら、あっさり引き下がってくれました。笑（見積もりに関しては後述）
車検はディーラー以外にどんな所でできる？
じゃあ、車検はディーラー以外にどこでできるの？ってなるわけですが、以下の場所で可能です。
- 整備工場（地域密着型）
- 車検専門店（車検のコバックなど）
- ガソリンスタンド
- 大手カーショップ（イエローハット・オートバックスなど）
1つづつ順番に解説します。
整備工場で車検を行う場合、気になるのがそのメリットとデメリットです。
- メリット：車検費用が安い傾向・地域密着型・幅広い車種に対応可能
- デメリット：整備の質など、工場によって当たり外れがある・最新モデルの車に対応していない可能性
調べるとざっとこんなイメージですが、私の今までの経験上、良い工場を見極めるコツをご紹介します。
- ホームページのクオリティ
- Googleマップでの評価
- 問い合わせ・連絡時でのスタッフの対応
- 自宅からの距離
整備工場のホームページがある場合は、以下の項目を良くチェックしてみましょう。
- 自社のサービス内容が明確に紹介されているか
- 設備が写った写真がちゃんとあるか
- 会社の情報がきちんと記載されているか
要はサイトがしっかり作り込まれているかがポイント。最近はSNSもやってたら尚良いですね。
また、グーグルマップの口コミも参考にしてみましょう。口コミが良いとある程度安心できます。（レビューの正確さに関してはわかりませんが…）
あと、なるべく自宅から近い工場の方がいいです。車両にトラブルがあった時に早急に対処しやすくなります。
あくまでトータルで判断することを忘れずに！
車検を一番安くすませる方法は、ズバリ「ユーザー車検」です。
ユーザー車検はその名の通り、自分で車両をチェックして車検手続きを行うこと。代行手数料がかからない分車検費用を押さえられるのが魅力です。
ただし、原則として車両の法定点検を自分で行える人が対象になります。手続きも慣れてないと最初は少々マゴつくかもしれません。
【外部参考サイト】：車検の速太郎｜車の知識があれば自分で車検が出来る？ユーザー車検を行うための準備と流れを解説
私もいつかチャレンジしてみたいんですが、まだ勇気が出ない。笑
整備知識がある程度ないと初心者にはハードルが高いかもしれません。カーライフが長くなれば一度はやってみる価値はあると思います。
上記以外の車検専門チェーン、大手カー用品店、ガソリンスタンドでの車検については、それぞれのメリットとデメリットを一覧にしました。
| メリット | デメリット | |
| 車検専門店 | ・低価格がウリ ・定期的にキャンペーンを開催している ・最短1日のスピード車検が可能 | ・最低限の車検になるため、安全面や安心感に懸念 ・コスト重視のため、修理や交換が必要な場合、対応できない場合がある |
| カーショップ | ・技術力と車検価格のバランスが良い ・車検や整備の実績が豊富 ・社外品パーツ使用により車検価格を抑えやすい | ・部品交換などの際、ユーザーに判断をゆだねる傾向にあり、ある程度のパーツや整備に関する知識が必要 |
| ガソリンスタンド | ・必要な点検や部品交換を最低限に抑えているため、費用が比較的安い ・給油のついでに予約や見積もりの依頼など、効率良く車検の準備ができる | ・あくまで給油サービスがメインのため整備やサービスの質が店舗ごとに異なりやすい ・輸入車や特殊な整備が必要な車は、対応できない店舗もある |
各業者にはそれぞれ特徴があります。車の状態や予算、求める整備の質などを考えて、最適な車検業者を選択できたら幸いです。
【車検費用を節約するコツ】絶対に相見積もりは取るべし
今回の車検施設決めで決定的になったのは、ディーラーと整備工場との相見積もり額の比較でした。
相見積もり（あいみつもり）とは？：同じ条件で複数の業者から見積もりを取得し、それらを比較検討すること
車検費用は車種や使用年数によって異なりますが、軽自動車で6万〜2t超えの車で20万ほどが相場とのこと。
費用の内訳は、法定費用（自賠責他）・車検基本料・整備費用・部品交換費から構成されています。
この内の法定費用は、どこで受けても金額は変わりません。
まずは最初にディーラーへ行き、車検の見積書をお願いしたところ…。
むむ、やっぱりそれぐらいするよね…(^_^;) よしよし。
相見積もりは面倒だと思いますが、最低でも比較対象する2社から取ってください。（理想は３社以上がベスト）
市場の競争原理が働き、適正な相場も把握できます
その後、目星をつけていた地元の整備工場に赴き、そこでも見積もりをお願いしたところ…。
おお…これは…！!
私の車検費用の予算は10万円以内が目標だったので希望が叶い、こちらの整備工場で即決。めでたしめでたし。
そうして、ディーラーには例のお断りの返事をしましたとさ。相見積もりのおかげで解決！
結論：お金に賢く生きるために相見積もりは社会の常識。ここぞ出費の際にはどんどん活用しよう
【デミオ車検】整備工場さんの細かい気遣いに感謝【満足】
今回デミオの車検をお願いした場所は、自宅からほど近い地元の整備工場さん。あらかじめリサーチしておき、電話の対応も丁寧で安心できそうなお店だったので、こちらへ決めました。
家族経営のようで担当の整備士さんは女性の方。同じ女性としてクルマを愛する姿勢が垣間見れて好感を持ちました。
なにかお車で気になるところはありませんか？と聞かれ、デミオの経年劣化しまくった、件のヘッドライトのことを相談してみたところ…。
デミオのヘッドライトの曇りをゼロリバイブで磨いてリフレッシュしてみた！
ちょっと磨いてみましょうか〜。お値段はこれくらいでいいですよ
なんと、前回のヘッドライトから時間が経ち、またもや曇りまくっていたデミオのお目々を丁寧に磨いていただきました！
しかもこんな良心的なお値段で施工していただき、親身になってくれるお店に出会えることができて嬉しいです。
そして、へたっていたバッテリーの交換も一緒にお願いしました。こちらも非常にリーズナブルな交換費用。詳しい記事はこちら。
【音が変わる？】 caos（カオス）バッテリーレビュー【コスパ最高】
今後も何かあった時は、こちらのお店でお世話になろうと思います♪
車検も無事に終わり、トータルの費用もディーラーより安く押さえることができ、次回の点検用の割引チケットもいただくなどのいたせりつくせりで、大満足な結果になりました。
地元の良いお店とのご縁に巡り会えて、またひとつ自身のカーライフが充実しました。
まとめ：車検に関してはディーラー以外も検討する価値あり
今回はひょんなことからディーラー以外の場所で車検を行うことになりましたが、無事に検査には通ったし満足度も高かったしで、結果オーライでした。
思い切って、ディーラ以外のところで受けるのもアリだな、と思った次第です。
- ディーラー車検以外でも車検先の選択肢はあり。メリット・デメリットをよく見極めよう
- 車検先決めに相見積もりは必須
- 工場の質は良し悪しなので事前のリサーチは大事
- 良い整備工場に巡り合うと人間関係もカーライフも充実する
結局は先方との相性が大事。最近はディーラーへの足が遠のきつつあって、少し寂しいかも…
2年に一回やってくる憂鬱な車検ですが、賢く予算を立てつつ、スムーズかつスマートに済ませたいものですね。
やっぱり車は金食い虫！でも好き！
それではご安全に！
