ロードスターに乗ってみたい。でも、維持費で生活が苦しくならないだろうか——
思って調べてみたものの、出てくる金額は年18万円だったり、年60万円だったり。数字を見比べるほど分からなくなっていませんか?

走行距離・保険の条件・駐車場代…。同じ車でも金額は2倍以上変わってきます。
この記事では、ロードスターの維持費を具体的に知りたいという方のために、年間維持費の目安と内訳を一つずつ整理して解説します。
- ロードスターの維持費は普通車と比べて高い?
- 維持費の計算から抜け落ちやすい出費
- 維持費を抑える方法
他も順番に見ていきます。
「高いのかな…」という気持ちが、「月◯円なら持てそう」になれば、購入に迷う時間はずっと短くなります。
なお、今回のロードスターは、現行型(ND)1.5Lに限ったものです。その点はご了承ください。

スミトモです。元オーナー視点から、ロードスターの維持費について切り込みます。
ロードスターの年間維持費は?まずは結論

最初に、年間の目安額と内訳を全体像で見ていきます。
「調べるほど分からなくなる」状態をクリアにしていきましょう。
ND型ロードスター(2015年〜の現行型)の年間維持費は、おおよそ20万〜36万円、月に直すと17,000〜3万円ほどが目安です。
幅が広いのは、走る距離と保険の条件で費用が大きく異なるためです。前提を分けたものが下の表です。
| 項目 | 控えめなケース | 多めのケース |
|---|---|---|
| 年間走行距離 | 5,000km | 10,000km |
| 任意保険 | 車両保険なし・30代・等級高い | 車両保険あり・20代・等級低め |
| 年間合計 | 約21万円 | 約36万円 |
| 月換算 | 約17,000円 | 約3万円 |
内訳の目安は次のとおりです(ソフトトップ・ハイオク180円/L・実燃費14〜15km/Lで計算。2026年8月時点)。
| 費目 | 年間の目安 | 内訳 |
|---|---|---|
| 自動車税(種別割)1.5L | 30,500円 or 34,500円 | 固定費 |
| 自動車重量税 | 12,300円(2年分を年換算) | 固定費 |
| 自賠責保険 | 約8,800〜9,300円(2年分を年換算) | 固定費 |
| 任意保険 | 約4万〜10万円 | 条件で変動 |
| ガソリン代 | 約6万〜12万円 | 走行距離で変動 |
| 車検の基本料・整備費 | 約25,000〜5万円(2年分を年換算) | ほぼ固定費 |
| オイル交換などのメンテナンス | 約1万〜2万円 | 一部が走行距離で変動 |
| タイヤ代(積立として) | 約15,000〜2万円 | 走行距離で変動 |
この表を見ると、固定費用と、変動する費用がはっきり分かれていることがわかります。
税金と自賠責を合わせても年5万円前後。ここは誰が乗ってもほぼ同じです。
一方で、任意保険とガソリン代の2つだけで、年間10万円以上の差が生まれます。
この記事で「維持費」として扱うのは、所有している限り出ていくお金です。
税金、自賠責保険、任意保険、ガソリン代、車検費用、オイル代やタイヤといった消耗品が該当します。
一方で、次の3つは意図的に外しています。
車両購入費・ローン返済額
車両価格は、年式やグレード、新車or中古車を選ぶかで100万円以上変わります。
維持費と混ぜると「毎年かかるお金」がわかりずらくなるので、別に考えたほうが賢明です。
ローンを組む場合は、上記の年間維持費に1年間の返済額を足してみてください。
駐車場代
月0円の地域もあれば、月3万円を超える地域もあります。駐車場代は大きな変動費なので、後半で改めて扱います。
カスタム費用
ロードスターの維持には必要ありません。ただし趣味車である以上「かかりやすいお金」ではあります。(こちらも後述)
この記事の20万〜35万円は、駐車場が無料で確保できている前提での、車両を持ち続けるための金額です。

1年間の大体の金額がわかったところで、自分の場合だといくらになるのか詳しく見ていきます。
自動車税からタイヤ代まで、自分の条件だといくら変わる?

同じロードスターでも、税金は年式で4,000円違い、保険は条件次第で倍以上違います。
ここからは費目ごとに、自分の場合はどの範囲に収まりそうかを見ていきます。
毎年4月1日時点の所有者に課される税金です。排気量で決まるため、ロードスターの場合はモデルによって額が変わります。
| モデル | 初回新規登録が2019年10月以降 | 2019年9月以前 |
|---|---|---|
| ソフトトップ(1.5L) | 30,500円 | 34,500円 |
同じND型なのに2種類あるのは、2019年10月の税制改正で税率が引き下げられたためです。
基準は初回新規登録の時期で行われ、中古車として購入しても引き継がれます。

中古のNDを検討している場合は、車検証の「初度登録年月」を見ると、その個体の税額が分かります。
なお、初度登録から13年を超えると自動車税はおよそ15%上がります。
ND型で最も古い2015年式が該当するのは2028年頃で、当面は影響しません。
車の重さに応じてかかる税金で、車検のときに2年分をまとめて支払います。
自家用車は車両重量0.5トンごとに年4,100円で計算します。軽さがウリのロードスターは、ここでは有利です。
ND型の車両重量は990kg〜1,060kg。1トンを境に税額が変わるため、グレードによって次のように分かれます。
| 車両重量 | 2年分 | 年換算 |
|---|---|---|
| 0.5t超〜1.0t以下 | 16,400円 | 8,200円 |
| 1.0t超〜1.5t以下 | 24,600円 | 12,300円 |
ベーシックグレードの「S」は990kgで1トン切り、Sスペシャル・パッケージ(1,010kg)やSレザー・パッケージ(1,020kg)は1トンを超えます。
同じロードスターでも、グレードによって年4,100円の差が出る計算です。(車検証の「車両重量」欄で確認できます)
重量税は、初度登録から13年で約39%、18年でさらに約53%まで上がります(1トン以下の場合、2年で22,800円/25,200円)。
すべての車に加入が義務づけられている保険で、車検のときに次の車検までの期間分をまとめて支払います。
金額は自家用乗用車で一律のため、車種による差はありません。
- 24ヶ月分:17,650円(年換算で約8,800円)
- 37ヶ月分:24,190円(新車購入時など)
2026年11月1日以降に保険期間が始まる契約から、13年ぶりに引き上げられます。
年換算で400〜500円ほどの増加で、家計にそこまで影響はあありませんが、車検のタイミングによっては新しい額が適用されます。

「スポーツカーは保険が高い」というイメージがありますが、自賠責保険はコンパクトカーでもロードスターでも同じ額です。
年間維持費の中で、最も人によって差が開く項目です。同じロードスターでも、年4万円台の人もいれば、10万円近い人もいます。
金額を左右するのは、主に次の5つです。
- 年齢(26歳未満は上がりやすい)
- 等級(無事故で乗り続けるほど下がる)
- 車両保険の有無
- 運転者の限定条件(本人限定・家族限定など)
- 年間走行距離の申告区分
なかでも影響が大きいのが車両保険です。条件によっては、つけるかつけないかだけで年5万円前後変わることもあります。
私の場合、40代・車両保険なし・本人・配偶者限定・年間5,000km区分で、年間3万〜4万円ほどでした。

保険は等級や年齢で大きく変わる部分なので、あくまで一例です。
ロードスターはハイオクガソリン指定です。
2026年8月時点の全国平均ハイオク価格は、おおむね180円/Lほど。(地元はさらに7円ほど高い…)
- カタログ燃費:MT 16.8km/L、AT 17.2km/L
- 実燃費の目安:14〜16km/L
180円/L・実燃費15km/Lで計算すると、次のようになります。
| 年間走行距離 | 年間ガソリン代の目安 | 月換算 |
|---|---|---|
| 3,000km | 約36,000円 | 約3,000円 |
| 5,000km | 約60,000円 | 約5,000円 |
| 10,000km | 約120,000円 | 約10,000円 |
維持費のうち、自分の意思でいちばんコントロールしやすいのがこの項目です。(といっても、ロードスターなら走っちゃいますよね〜)
新車なら3年後、以降は2年ごとです。
中古で購入する場合は、車検の残り期間が価格に反映されているため、購入時期によって次の車検までの間隔が変わります。
内訳は、法定費用(重量税・自賠責・印紙代)と、業者に払う基本料・整備費に分かれます。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 法定費用 | 約36,000円 |
| 基本料・整備費 | 約45,000円〜80,000円 |
| 合計(2年に1回) | 約80,000〜116,000円 |
車検費用は依頼先にもより、ディーラー車検は総額10万〜15万円程度、民間整備工場や車検専門店は10万前後が目安です。同じ車でも数万円変わります。
年換算すれば4万〜6万円ですが、車検の年だけ10万円前後がまとまって出ていくことは、頭に置いておいたほうが安心かもしれません。
ロードスターは構造がシンプルで、日常のメンテナンス費用はそれほど高額ではありません。
- エンジンオイル交換:1回3,000〜10,000万円程度(5,000km または半年ごとが目安)
- オイルエレメント:2,500〜3,000円
- バッテリー:20,000〜30,000円(3〜4年ごと)
- ワイパーゴム・冷却水など:数千円程度
オイル交換の費用は依頼先で差があり、カー用品店で3,000〜6,000円、ディーラーで5,000〜12,000円程度。
年間にすると10,000〜20,000円あたりに収まる範囲です。
峠道やサーキット通いをする場合は、オイルの交換サイクルを早めるほうが安心かもしれません。
普通の乗用車との差が、いちばん出やすい項目です。
NDロードスターの純正タイヤサイズは「195/50R16」。4本セットの交換で、工賃込みで50,000〜90,000円が目安です。
銘柄によって幅があり、スポーツ性の高いタイヤを選ぶほど価格は上がります。
交換のタイミングは、走行距離2万km前後、もしくは3〜4年でゴムが硬化してきた頃です。
年間5,000km程度なら4年前後は持つ計算になるので、年15.000〜25.000円を積み立てている感覚で見ておくといいでしょう。

ちなみにロードスターは後輪駆動なので、後ろのタイヤから減っていきます。
ロードスターの維持費は普通車と比べて高い?

「スポーツカーだから維持費が高いのでは?」という懸念は、実際にロードスターを検討している方の多くが抱きがちです。
実際ロードスターは、高級スポーツカーと比べれば維持費は安く、コンパクトカーと比べれば少し高い、という位置にいます。
ロードスターの税金が抑えられている理由は、排気量が小さく車体が軽いからです。
| 車種 | 排気量 | 自動車税(2019年10月以降登録) |
|---|---|---|
| NDロードスター | 1.5L | 30,500円 |
| 一般的なコンパクトカー | 1.3〜1.5L | 30,500円 |
| 2.4Lクラスのスポーツカー | 2.4L | 43,500円 |
ロードスターの1.5Lは、コンパクトカーと同じ税額です。重量税も1トン前後という軽さのおかげで、最も低い区分に収まります。
スポーツカーの見た目でありながら、税金の負担はコンパクトカーと変わりません。
燃費に影響するのは、車体の軽さです。実燃費14〜16km/Lは、同クラスのスポーツカーとしては良好な部類で、カタログ値との差も小さめです。
ただし、ロードスターは、走ることが目的になりやすい車でもあります。
燃費は悪くなくても、走行距離が想定より伸びてガソリン代が増えるというのが普通に起こります。(ロードスターあるある)
維持費の負担感は、車の性能よりも自分の乗り方で決まる、というのが実感に近いです。
コンパクトカーの14〜15インチが4本3万〜5万円程度なのに対し、ロードスターの16〜17インチは5万〜9万円。
1回の交換で2万〜4万円ほど高くつきます。
経年劣化での幌の交換は、ロードスター特有の費用です。
純正の標準的な幌でも工賃を含めて15万円前後、色や生地を選ぶと20万円を超え、ディーラーの見積もりで30万円近い例も報告されています。
ただし幌は10年前後で検討することになる出費なので、毎年の維持費というより、長く乗るなら視野に入れておく項目です。
スポーツ走行を楽しむ乗り方をすれば交換サイクルは短くなります。ここは車の性質というより、オーナーの使い方次第で費用が変わってきます。
まとめると、固定費(税金・保険・車検)はコンパクトカーとほぼ同じ水準。変動費(タイヤ・消耗品)で年2万〜4万円ほど上乗せされる、というのがロードスターの維持費の実像に近いと考えられます。

消耗品は一般の乗用車より高め。ここは割り切るしかないかも。
ロードスターの維持費以外にかかるお金

年間維持費を計算しただけでは、所有後の実際の負担を見誤る可能性があります。
ここでは、計算外になりやすい3つの出費を挙げてみます。
多くの場合、維持費の計算で最も大きな差になります。
地方の戸建てで敷地内に停められるなら0円。地方都市の月極なら月5,000〜1万円。都市部なら月2万〜3万円を超えることもあります。

年間にすると、0円と36万円の差です。駐車場代次第で、総負担は2倍以上変わります。
「年間維持費25万円」という数字を見て判断する前に、ご自身の地域の月極相場を調べておくことをおすすめします。
もう一つ、屋根付きや壁際の区画は幌の傷みを抑えやすいという面があります。
屋根付きは月2,000〜5,000円ほど高くなることが多いです。ただし、将来的に幌の交換代がかかることを考えると、削らないほうが結果的に維持費が抑えられるかもしれません。
維持費に載らない代表が、故障や劣化にともなう修理代です。
ND型は比較的新しい世代で、部品の供給も安定していますが、それでも年数が進めば次のような出費が視野に入ってきます。
- 幌の交換:15万〜25万円(10年前後)
- バッテリー上がり・交換:2万〜3万円
- 足回りやゴム部品の劣化:数万円単位
対策としては、年3万〜5万円程度を「車の予備費」として分けておくこと。使わなければ翌年に繰り越せますし、突然の出費で家計にダメージを与えにくくなります。
カスタム費用は、ロードスターを維持するために必要なものではありません。 ノーマルのまま何年も乗り続けている方はたくさんいますし、それで困ることも基本的にはありません。
一方で、ロードスターは趣味車です。必須ではない出費が増えやすい車というのは、元オーナーから見ても事実です。
- 好みのホイールやシートに替えたくなる
- オーナーズミーティングや交流イベントへ行きたくなる
- イベントにともない宿泊費や遠征費が発生する
- エアロパーツやカーオーディオなどにこだわる
上記の項目は、維持費と混同しないこと。趣味として使うお金は、自分でやりくりが可能です。
逆に言えば、税金や保険のような固定費が無理なく収まっていれば、あとは自分のペースで楽しむ範囲を決められることでもあります。

私はカスタムはしなかったので、ロードスターにかかった出費は比較的抑えられました。
ロードスターを維持できる人・厳しい人

「ロードスターを維持するには、年収がいくらあればいいの?」という考え方は、さほど役に立ちません。
同じ年収でも、例えば駐車場代が0円の人と月3万円の人では、負担がまったく違うからです。
判断の軸になるのは、主に次の5つです。
- 年間走行距離
- 駐車場代
- 任意保険料
- ローンの有無
- セカンドカーかメインカーか
週末や休日だけ乗る使い方であれば、維持費はもっとも軽くなります。
年間3,000〜5,000km程度なら、ガソリン代は月3,000〜5,000円。タイヤも4年前後は持ちます。
駐車場代を除いた年間維持費は20万〜25万円、月にすると17,000〜2万円ほどに収まる計算です。
ここに駐車場代を足したものが、実際の月額負担となり、月極1万円の地域なら月3万円弱です。
趣味の予算として月3万円を確保できるかどうかが判断の目安になるでしょう。
ただし、セカンドカーとして持つ場合、もう1台とのダブル出費となるのはお忘れなきよう。最終的に判断するときは、2台合計で計算してみてください。
メインカーとして毎日使う場合は、走行距離が伸びるぶん維持費が上がります。
年間10,000〜12,000kmなら、ガソリン代は月9,000円〜1万1千円ほど。駐車場代を除いて年間30万〜35万円、月2万5千〜3万円が目安です。
ただしこ、他に車を持たない=維持費が1台分で済むというメリットがあります。

趣味車として2台目に迎えるより、家計への負担は軽くなることも多いはず。
一方で、ロードスターは2人乗りで、かつトランクはスーツケース1個ほどです。
買い物や送迎、人を乗せる機会がどれくらいあるか、そのあたりを考えないと維持は別の意味で難しくなります。
ローンを組む場合は、返済額を維持費に足して考えてください。
たとえば車両価格180万円を60回払いで組むと、金利にもよりますが月3万〜3万3千円ほど。
ここに維持費の月2万円と、駐車場代の月1万円が乗ると、合計で月6万円台になります。
判断の基準は年収よりも、毎月の固定費の合計が手取り収入のどのくらいを占めるかで見るほうが実態に添います。
また、ローン返済中は車両保険をつけておきたい場面も多く、任意保険も上がりやすくなります。返済額と保険料はセットで変わる、という点も考えておいてください。
もし自分でも無理がなさそうだと思えたなら。
実際にロードスターの中古車がどれくらいの価格で取引されているのかを見ておくと、判断の材料になると思います。
見るときのポイントは2つ。
- 初度登録が2019年10月より前か後かで、自動車税が毎年4,000円変わる
- ベーシックグレードのSだけが1トンを切るので、重量税が2年で8,200円安くなる
また、「まだ厳しいかも…」と感じた方にも相場を知っておくことは、おすすめです。

いくらまで下がればロードスターが現実的になるのか見当がつくかも。
急いで決める必要はないので、概算を認識しておくくらいの気持ちで大丈夫です👇️
ロードスターの維持費を抑える方法

維持費の節約といっても、安全に関わる費用を削るのは本末転倒です。ここでは、安全性も、乗る楽しさも削らずにできることを挙げてみました。
年間維持費のなかで、費用対効果がいちばん大きい項目です。同じ補償内容でも、会社によって年2万〜3万円変わることは珍しくありません。
見直すポイントは3つです。
運転者の範囲を絞る:本人限定や本人・配偶者限定にすると保険料が下がります。他の人が運転する予定がないなら絞っておきましょう。
年間走行距離の区分を正しく申告する:週末だけの使用なら、低い距離区分が適用され保険料が下がります。実態より多く申告していないか確認してみてください。
車両保険の必要性を考える:ローン返済中や、中古車購入直後で車両価格が高いうちは付けることが多いです。一方、年式が進んで車両保険の設定額が下がってきたら、外すことを検討してみてもよいでしょう。
保険会社の一括見積もりは、無料で試すことができます。更新月の1〜2ヶ月前に一度出してみて複数社を見比べてみると、1番オトクな保険がわかっておすすめです。
「メーカー推奨だから」と一律で交換していると、実際の使い方より過剰になることがあります。
たとえば年間3,000km程度の乗り方なら、オイル交換は距離ではなく期間(半年〜1年)を基準にすれば十分なことが多いです。
逆に、峠を走る機会が多いなら、距離が短くても早めに交換するほうが安心です。
大切なのは、自分の走り方に合わせて基準を決めること。たとえば整備工場で「どんな乗り方をしているか」を伝えておくと、その使い方に合った提案をしてもらいやすくなります。
維持費が重く感じられるのは、金額そのものより予期していなかったタイミングで出ていくときです。
| 時期 | 出費 | 目安 |
|---|---|---|
| 2年ごと | 車検 | 8万〜125,000円 |
| 3〜4年ごと | タイヤ4本 | 5万〜9万円 |
| 3〜4年ごと | バッテリー | 2万〜3万円 |
| 10年前後 | 幌の交換 | 15万〜25万円 |
月5,000〜1万円を車専用の口座に積み立てておくだけで、負担感はかなり変わります。
「維持費が高い」と感じる原因の多くは、備えがないまま請求がやってくることのほうです。
タイヤは、買い方で数万円変わることがあります。
時期を選ぶ:需要が落ち着く時期は価格が下がりやすく、店舗のキャンペーンとも重なりやすいです。
「溝がなくなってから慌てて買う」のではなく、残りの溝を見ながら余裕を持って探すと選択肢が広がります。
ネット購入+持ち込み交換を検討する:通販でタイヤを買い、提携工場に直送して交換してもらう方法です。
工賃は1本2,000〜4,000円ほどかかりますが、工賃を含めても店頭より安くなることがあります。
銘柄と用途で選ぶ:街乗りと週末のドライブが中心なら、最上級のスポーツタイヤでなくても十分に楽しめます。
逆に、走りを追求することが目的なら、予算は削らないほうがよいでしょう。
タイヤは安全にも走る楽しさにも直結するパーツなので価格だけで決めない、というのが自論です。

以上、ロードスターの維持費ついて順番に解説しました。おつかれさまでした!
ロードスターは維持費を把握すれば、意外と現実的に楽しめる

ND型ロードスターの年間維持費は、車両購入費と駐車場代を除いて年20万〜35万円、月17,000円〜3万円ほどが目安です。
この記事は、「ロードスターは維持費が安いから買っても大丈夫です」とは言いません。
維持費の中身が分かれば、自分の家計に当てはめて判断できるということです。

そのうえで無理がないと思えたなら、ロードスターは十分に現実的な選択肢になります。
ロードスターのある生活は、思っているより手が届くところにあるかもしれませんよ。
それでは、ご安全に。
